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人中が長いことで、ブサイクに見えてしまうと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
人中の長さ自体でいえば、顔の印象を損なう要因ではありません。
しかし顔全体のバランスが悪いと、マイナスの印象で見られてしまうことがあります。
「人中短縮術」「人中短縮ボトックス」「ヒアルロン酸注射」といった施術を受けることで、人中の長さを整えることができます。
自分に適した施術方法を選ぶことで、バランスの良い顔立ちを手に入れることができるでしょう。
本記事では、人中が長い人がブサイクに見えてしまう理由や、クリニックでの施術方法の詳細を解説します。
結論からいうと、人中が長い人はブサイクというのは誤解です。
人中が長くとも美人と呼ばれる人は多くおられます。
実際、人中が長い有名人や芸能人も多く、その人たちには多くの魅力があります。
つまり人中の長さのみが原因ではなく、別の要因も関与して、顔全体の見た目に影響を与えているのです。
顔の美しさにはバランスが重要です。
顔には、額・眉毛・目・鼻・口・顎のパーツがあり、その配置が黄金比に近い人ほど美しいとされています。
一部のパーツの比率が揃っていないと、顔全体のバランスが悪くなり、黄金比から離れてしまいます。
顔のパーツにおける黄金比は下記の通りです。
・左目、鼻、右目の幅の比率が均等
・髪の生え際から眉、眉から鼻下、鼻下から顎までの比率が、顔の長さのそれぞれ3分の1
・鼻の下から口、口から顎までの幅の比率が1:2
上記の比率に近いほど、美しいと言われる黄金比の顔立ちです。
バランスをとることは重要ですが、人中が長い人は人相が良いという側面もあります。
人相では人中が長い人は強運の持ち主で、金運にも恵まれると言われています。
もちろん人中が長い人すべてが財に恵まれるわけではありませんが、決して悪い側面ばかりではありません。
では、なぜ人中が長いと不細工と言われるのでしょうか?
理由としては、人中が長すぎると顔全体のバランスが悪くなりやすいからです。
よくある事例としては、顔が間延びして見える、顔が大きく見える、老け顔に見えてしまうなどです。
もちろん人中が長くても、顔の各パーツとの比率が黄金比に近ければ問題ありません。
しかし、人中が長い人の中には、顔のパーツとのバランスが悪いことで悩みを抱える人が多くおられます。
人中の長さには遺伝も大きく関係していますが、後天的な要因も多くを占めています。
顔のパーツでも人中は比較的目立ちやすい部位です。
そのため鼻と口の距離が長いと、顔が大きく見えてしまう要因になります。
人中が長く顔が間延びすると全体のバランスが悪くなり、美しさが損なわれてしまう可能性が高くなります。
人中が長い人に多いもう一つの悩みは、実年齢よりも老けて見られやすいことです。
老け顔といわれる人の特徴の一つは「鼻下から唇までの距離が長い」ことと言われています。
逆に人中が短い人は、童顔という印象を持たれやすいでしょう。
後天的に人中が長くなる主な理由は、加齢や生活習慣です。
若い頃は問題がなくても、歳を取ると徐々に表情筋が衰えるため、鼻の下が長くなったと感じることが多くなります。
表情筋は骨と皮膚をつないでおり、皮膚を支える役割があります。
表情筋が衰えると、人中が長くなるだけでなく、皮膚のたるみやシワが発生しやすくなるため注意が必要です。
顔の筋肉は腕や足とは違い、普段から意識していなければ鍛えるのは難しい部位です。
そのため、顔の筋肉維持を目的としたエクササイズを意識して行うことが大切です。
表情筋が鍛えられると、顔のハリも保たれるため、全体的なパーツの比率の維持にも役立ちます。
人中を短くする施術は以下の3種類があります。
・人中短縮術
・人中短縮ボトックス
・ヒアルロン酸注射
それぞれの特徴を見ていきましょう。
人中短縮術はリップリフトとも呼ばれます。
鼻の下にある皮膚や口輪筋を切除して縫合し、鼻と口の距離を近づける施術です。
技術の高い医師から施術を受けることができれば、顔全体の印象が大きく改善するでしょう。
ただし人中短縮術はメスを使用して皮膚を切除するため、技術の低い医師から施術を受けた場合は傷跡が目立つ恐れがあります。
半永久的に効果が持続することがメリットですが、見た目が気に入らなかった場合にはデメリットを多く感じてしまうでしょう。
人中短縮ボトックスは、表情筋の一つである口輪筋の働きを弱めることで人中を短く見せる施術です。
メスを使わないため傷跡が残る心配がなく、施術も5分程と短時間で終わることが利点ですが、効果に永続性はないため、見た目を維持するには定期的に施術を受ける必要があります。
年齢を重ねると、皮膚のたるみによって人中が伸びてしまいます。
そこへ上唇とその付近にヒアルロン酸を注入することで、皮膚の弾力性を強化し、唇を持ち上げて人中を短く見せることができます。
皮膚のたるみによって人中が長く見えているケースで高い効果を見込めます。
人中短縮ボトックスと同じく、切開する必要がないので傷跡は残りません。
しかしヒアルロン酸も効果に永続性がないため、定期的に施術を受ける必要があります。
クリスティーナクリニックでは人中短縮ボトックスと、ヒアルロン酸注射を行っています。
当院の院長である松島は、世界でも有数のシェアを誇るアラガン社の認定医です。
アラガン社の製品は高品質で安全性に優れており、悩みの部位に対してピンポイントで効果を発揮できることが特徴です。
人中短縮ボトックスの年間症例数は2,000件以上、ヒアルロン酸の年間症例数は1,100件以上にも上ります。
双方ともに施術時間は5〜10分と短時間で終わりますが、その裏には医師の確かな技術と実績があるからこそ、高い効果を発揮できます。
施術の内容や疑問など、気になる点があればお気軽にお問い合わせください。
人中が長い人がブサイクというのは誤った考え方です。
顔の全体的なバランスが重要であり、何よりも見た目の印象は人それぞれなので、深刻になる必要はありません。
しかし人中の長さに悩んでいる人がおられるのも事実です。
人中の長さに悩んでいる場合は、美容医療で改善できます。
施術方法は様々ありますが、特徴がそれぞれ違うので、適応を見極めた上で施術を検討すると良いでしょう。
初期研修終了後、NTT関東病院麻酔科、TIクリニック(美容皮膚科)等を経て、2018年にCHRISTINA CLINIC銀座の院長に就任。2016度よりアラガン施注資格認定医。
CHRISTINA CLINIC銀座は特に「小顔」「痩身」「美肌」に力を注いでおり、「切らずに」「すぐに効果が期待できる」施術をメインに提供しております。2020年3月には、「JeisysAward2019」にて、医療ハイフ年間施術数日本一のクリニックとして表彰されました。