エラボトックス注射の痛みについて解説|軽減方法や施術の流れを紹介
「エラが張っている」「顔を小さく見せたい」などフェイスラインをすっきりさせたい人におすすめのエラボトックス注射。
しかし、顔に注射することに対して、痛みが心配な方も多いでしょう。
本記事ではエラボトックス注射の痛みや痛みの軽減方法について解説します。
また併せて当日の流れも紹介するので、エラボトックスを検討中の方はぜひ参考にしてください。
エラボトックスとは
エラボトックスとは、フェイスラインにあるエラと呼ばれる部位にボトックスを注入する施術です。
ボトックスはボツリヌス菌から産生されるタンパク質の「A型ボツリヌストキシン」のことで、筋肉の動きを抑制させる効果があります。
エラが張っている主な原因として、食べ物を噛んだり口を開けたり閉じたりする際に使用する咬筋の発達が考えられます。
発達した咬筋にボトックスを注入することで、一時的に筋肉の動きが弱まり、シュッとしたシャープな輪郭を目指すことができます。
エラボトックスは痛みの少ない施術
ボトックス注射は比較的痛みが少ない施術です。
しかし、痛みの感じ方には個人差があるため、痛みに弱い方は注射に対して苦手意識を抱えているのではないでしょうか。
ここからは痛みについて具体的に解説します。
また痛みを緩和する方法も紹介しますので、施術を検討中の方はぜひ参考にしてください。
注射時にチクッとした痛みが生じる
ボトックス注射の施術時には、注射針によるチクッとした痛みと、製剤が注入される際のツーンとした痛みがあります。
ボトックス注射で使用する注射針は、採血用の針と比べてとても細いため、そこまで心配する必要はないでしょう。
術後は痛みがほぼない
ボトックス注射は、施術後の痛みがほぼありません。
切開手術のように痛みがしばらく続くものではないため、心配は不要です。
内出血が生じた場合は1週間程度が鈍痛が続くことがありますが、必ず消失するため経過をみてください。
麻酔で痛みを緩和できる
痛みが心配な方は麻酔クリームを塗布することが可能です。
麻酔を希望したい方は事前にクリニックに確認しましょう。
料金も別途必要な場合があります。
しかし、麻酔クリームを塗布することで注射針によるチクッとした痛みは緩和できますが、製剤が注入される際のツーンとした痛みは残ります。
アイシングと言って、保冷剤などで冷やしてもらうのも一つの手です。
アイシングはクリニックによって無料で行なっていることが多いので、相談してみましょう。
エラボトックスのデメリット
エラ張りの改善が期待できるエラボトックスですが、いくつかのデメリットも存在します。
どんな美容医療にも少なからずデメリットがあります。
施術を受ける際は、デメリットを把握したうえで検討することが大切です。
効果は永続的ではない
ボトックスの効果は注入後3〜5日程度で表れ、体質や注入部位によりますが3〜4ヵ月程度持続します。
ボトックスは時間の経過とともに効果が薄れ、元の状態へ戻る施術です。
そのため、効果を維持したい方には定期的な通院をおすすめしています。
エラ張りの原因が骨格の場合は効果がない
ボトックスは筋肉に作用する製剤です。
エラが張っている原因が咬筋の場合は、張っている筋肉の動きを抑制することで、エラ張りの改善が期待できます。
しかし骨格が原因の場合は、ボトックス注射で改善することは困難です。
その場合は骨を削る手術が適していることになります。
まずはエラ張りの原因をカウンセリングで確認してもらいましょう。
ボトックス注射の施術の流れ
一般的なエラボトックスの施術の流れは以下のとおりです。
1.カウンセリング
2.仕上がりイメージの確認
3.施術
4.必要に応じてアフターフォロー
施術後の状態を維持したい方は、定期的な通院が必要になります。
①カウンセリング
まずは、施術前にカウンセリングを行います。
患者様の悩みをヒアリングし、エラ張りの原因が「咬筋」もしくは「骨格」なのか、診断します。
そのうえで医師の知識やこれまでの経験を踏まえて、適切な施術を提案します。
カウンセリングの際に疑問点や気になることがありましたら、些細なことでも構わないのでお気軽にご質問ください。
②仕上がりイメージの確認
患者様と医師との間で仕上がりイメージのすり合わせを行います。
最終的にデザインや方向性が決定したらお会計を行い、施術といった流れになります。
一度帰宅してからボトックス注射をするか・しないかについて、じっくり考えたい方もいるでしょう。
当日はカウンセリングと仕上がりイメージの確認のみで、施術は次回でも問題ありません。
その場合は遠慮なくその旨をお伝えください。
③施術
次に施術開始に向けてメイクや顔の汚れを落として肌を清潔な状態にします。
麻酔を希望された方は麻酔クリームを塗布し時間を置きます。
準備が整ったら、患者様に合わせた量のボトックスを注射器で咬筋に注入し、ガーゼで圧迫止血をして終了となります。
④必要に応じてアフターフォロー
施術後、肌の状態やその他問題ないことを確認できたら、すぐに帰宅できます。
尚、施術後の肌はとてもデリケートな状態です。
赤みや腫れを引き起こさないために、当日はできるだけ体温が上昇するような行動は控えましょう。
ボトックス注射の効果持続は3〜4か月程です。
施術後に効果が薄れてきたと感じた頃が次回施術の目安です。
エラボトックスはクリスティーナクリニックにお任せください
クリスティーナクリニックでは、ボトックスの年間症例数が2,000件以上あります。
日々知識や技術力を高めていますので、安心してご相談ください。
日本の厚生労働省が認可している米国アラガン社の「ボトックスビスタ®」や、韓国製のボトックス製剤を取り扱っております。
価格についてはホームページの料金表をご参照ください。
また当院では注射の痛みを軽減するため、施術前に保冷剤でアイシングを行なっております。
少しでも患者様の苦痛が取り除けるよう配慮しておりますので、お気軽にご相談ください。
【まとめ】エラボトックス注射の痛みは緩和できる
エラ張りの改善や小顔効果が期待できるエラボトックス注射。
痛みに対して苦手意識がある方は、麻酔クリームやアイシングで痛みを緩和してから施術を行うことが可能です。
施術を検討する際は、痛みに配慮してくれたり、前向きな気持ちでエラボトックスを受けられるクリニックを選ぶことが大切です。
まずはカウンセリングを受けて、クリニックの雰囲気をみてみるのも良いでしょう。