COLUMN
トーニングとは肌に低刺激で微弱なパワーのレーザーを照射し、徐々にメラニンを減少させる施術です。
今までのレーザー治療では難しかった肝斑にも効果が期待できるとして、今注目を集めています。
しかし、トーニングには副作用として主に肌荒れのリスクがあります。
個人差はあるものの、施術後に赤みが強くでたり、ニキビができたり、乾燥するというリスクがあるので、事前に確認しておくことが大切です。
トーニングとは肌に低刺激で微弱なレーザーを均一に照射することでメラニンを破壊し、肌質の改善を目指していくものです。
そばかすやシミだけではなく、これまで治療が難しいとされていた肝斑にも効果が期待できるのが特徴です。
ただし、トーニングの効果は1回で現れるものではありません。
弱いパワーで少しずつメラニンを破壊していくので、繰り返し施術を受けることが必要です。
弱いパワーで照射することで、メラノサイトを刺激せず、肝斑内のメラニンを破壊することができます。
また、強いパワーではない分、ダウンタイムのリスクが少ないのが特徴です。
トーニングはシミや肝斑などに対して高い効果が期待できますが、場合によってはリスクがあります。
ここからは、トーニングで起こり得る副作用や肌荒れのリスクについて詳しく見ていきましょう。
トーニングは従来シミ治療に使われていた機器と比べると、出力が弱いのが特徴です。
肌に負担をかけずにシミや肝斑などに効果が期待できるのですが、人によってはシミや肝斑が濃くなることがあります。
シミや肝斑が濃くなる原因としては、トーニングを受けることでお顔全体がトーンアップするため、最初の2〜3回目まではコントラスト的な問題でシミや肝斑が濃くなったと感じるでしょう。
お顔全体の肌トーンが明るくなるというのは、表皮に溜まったメラニンが破壊されている結果です。
そのため、シミや肝斑が薄くなってきたなと実感できるのには、3〜5回程は継続が必要になります。
また、施術後は肌がデリケートな状態になっており、乾燥しやすくなっています。
一時的にバリア機能も乱れているので、その状態で紫外線を浴びると負担が強くかかり、シミや肝斑が濃く出てしまうことがあります。
さらに、高頻度に施術を受けることも原因の1つです。
適切な頻度を守らずに施術を繰り返すと刺激が原因となり肝斑が濃くなることがあるので、医師の指示に従って治療を進めることが大切です。
トーニングは、照射しすぎると色素脱失(白斑)を引き起こす可能性があります。
シミや肝斑を早く改善したい気持ちはわかりますが、短期間にトーニングを繰り返し受けると色素脱失を引き起こすリスクが高まるので注意してください。
医師の指示に従って適切な頻度で治療することが大切です。
人によってはニキビや吹き出物が出る場合があります。
肌にレーザーを照射することで一時的に毛穴に刺激が加わり活性化され、ニキビや吹き出物が出てしまうのです。
もともとニキビや吹き出物が出やすい肌質の方は、トーニングを受けるとより症状が悪化するリスクがあるので注意が必要です。
とは言え、トーニング後にニキビや吹き出物ができても1週間程度で落ち着くことがほとんどなのでご安心ください。
トーニング直後は肌に赤みがでることがあります。
微弱なパワーと言えども、赤みがでやすい体質の方はお顔全体に火照ったような赤みが生じます。
ただし、赤みが生じても一般的には当日中に落ち着くのでそこまで不安を感じる必要はありません。
もし長引く場合はクリニックに相談しましょう。
トーニングを受けたあとは肌が乾燥しやすくなります。
レーザーが照射されることによって熱刺激を受け、肌にある水分が蒸散しやすくなっているためです。
施術後はいつもより念入りに保湿ケアを行うようにしましょう。
肌を綺麗にしようとトーニングを受けたのに、副作用が起きてしまうと継続を考えてしまいますよね。
トーニングでのリスクを避けるためにも、以下のポイントに注意してみてください。
トーニングはいくらダウンタイムが少ないといえども、肌に一時的に熱刺激が加わります。
適切な照射間隔や肌状態の判断を誤ると、かえって副作用のリスクを高めてしまうので、信頼できるクリニックで施術を受けることが重要です。
クリニックの公式サイトにはこれまでの実績が掲載されていることが多いです。
症例写真も合わせて確認した上で、信頼できるかどうか判断しましょう。
気になるクリニックを見つけたら、口コミもチェックしてみましょう。
公式サイトには実際に利用した方の口コミが掲載されていますが、ネットサイトでの口コミも参考にしてみると良いでしょう。
実際に利用した方の口コミをチェックすることで、クリニックの良い点とイマイチな点を見極めることができます。
ただし、ネットの口コミサイトには偏見の意見も紛れているので、あくまで参考程度にすることがポイントです。
施術後の肌はとてもデリケートな状態になっています。
少しの刺激でも大きな負担となって肌トラブルを引き起こす原因になるので、とくに施術当日は安静に過ごすことが大切です。
つい気になって触ってしまいがちですが、患部をむやみに触らないようにしましょう。
触ったり、こすったりすると刺激になって肝斑が濃くなってしまうリスクもあるので、注意が必要です。
上記でもお伝えしていますが、施術後の肌はとてもデリケートです。
少しの刺激でも負担になりやすいので、施術後のスキンケアはいつもより念入りに行うことが大切です。
特に意識してほしいのが、保湿と紫外線対策です。
施術後は肌が乾燥しやすくなっているので、保湿ケアでしっかり水分を補ってあげましょう。
また、外出する際は日焼け止めクリームを塗ったり、日傘をさしたりなどして紫外線対策を徹底することが大切です。
トーニングはシミや肝斑などに対して高い効果が期待できますが、施術後に副作用のリスクがあります。
場合によっては赤みが強くでたり、ニキビができたり、乾燥する可能性があるので注意しなければいけません。
安全にトーニングを受けたい場合、クリスティーナクリニックがおすすめです。
知識と経験が豊富な医師や看護師が担当するため、安心度が高いと言えるでしょう。
また、クリスティーナクリニック独自のスキンケア商品も取り扱っています。
施術後のデリケートな肌をサポートする化粧品もあるので、ぜひご相談ください。
初期研修終了後、NTT関東病院麻酔科、TIクリニック(美容皮膚科)等を経て、2018年にCHRISTINA CLINIC銀座の院長に就任。2016度よりアラガン施注資格認定医。
CHRISTINA CLINIC銀座は特に「小顔」「痩身」「美肌」に力を注いでおり、「切らずに」「すぐに効果が期待できる」施術をメインに提供しております。2020年3月には、「JeisysAward2019」にて、医療ハイフ年間施術数日本一のクリニックとして表彰されました。