人中短縮ボトックスをモニターとして安く受ける際の注意点を解説
人中短縮ボトックスを、モニターとしてお得に受けたいと考えている人もいるでしょう。
モニターとして美容医療を受ける際には、注意すべきポイントがあります。
本記事では、人中短縮ボトックスについて説明したうえで、モニターの注意点について詳しく解説します。
人中短縮ボトックスとは
人中短縮ボトックスとは、上唇直上の皮膚にボトックス注射を打つことで人中の長さを短くする美容医療です。
ボツリヌストキシンという製剤を注射することによって、上唇を下へと引っ張る筋肉の働きが弱まり、ツンと上向きの上唇になります。
結果として、鼻の下と上唇の間に位置する人中の長さが短くなるのです。
人中は顔の中ではごく小さな箇所ですが、人中の長さによって顔全体の印象が大きく変わります。
一般的には、人中が長いと老けた印象の顔に、短いと若々しく華やかな印象の顔になるといわれています。
人中短縮ボトックスのメリット
先述したとおり、人中が短くなることで若々しい印象の顔を得られることが人中短縮ボトックスのメリットです。
また注射による施術なので、切開する外科と比べ費用が安い傾向にあります。
メスを使って切開する必要がないためダウンタイムが短く、施術後すぐにメイクをして帰れます。
施術時間も5分程度と短いため、仕事や育児で忙しい人でも無理なく受けられるでしょう。
人中短縮ボトックスのデメリット
人中短縮ボトックスは、効果が永久に続くものではありません。
個人差がありますが、概ね3ヶ月ほどで効果が切れます。
そのため、短い人中を保つためには定期的に美容クリニックへ行って施術を受ける必要があります。
その他にも、クリニックによって扱っているボツリヌストキシン製剤の種類や医師の力量が異なります。
質の低い製剤では思うように効果を得られないでしょう。
また医師の技術力が低いと、適切な箇所に適切な量のボトックスを注射してもらえない恐れや左右差が生じる可能性もあります。
モニターとして人中短縮ボトックスを受ける際の注意点
人中短縮ボトックスをモニターとして受ける際には、以下の5点に注意する必要があります。
・新人医師が施術を担当する恐れがある
・写真の提供が求められクリニックの公式サイトに掲載される
・無料で施術を受けられるわけではない
・なかにはモニターを断られるケースもある
・保証内容をしっかりと確認する必要がある
新人医師が施術を担当する恐れがある
美容クリニックのなかには、新人医師の練習を目的としてモニターを募集しているところも珍しくありません。
苦手分野の施術の腕を磨くためにモニターを導入しているところもあるでしょう。
そのため、モニターとして人中短縮ボトックスを受ける際には、スキルのある医師を慎重に探す必要があります。
公式サイトの情報を鵜呑みにするのではなく、インターネット上の掲示板やSNSを駆使してリアルな口コミを集めましょう。
写真の提供が求められクリニックの公式サイトに掲載される
モニターとして美容医療を受ける際には、施術前・施術後の写真の提供を求められます。
場合によっては、施術を受けてからの経過の写真が必要なこともあります。
そのため何度も美容クリニックに足を運ぶことになるケースもあるでしょう。
また提供した写真は美容クリニックの公式サイトに掲載されます。
基本的に一度提供した写真を公式サイトから消してもらうことはできないため、リスクも踏まえてモニターになるか決めましょう。
無料で施術を受けられるわけではない
通常価格よりも安く施術を受けられるモニターですが、基本的にタダで受けられることはありません。
費用そのものは少なからず発生することをあらかじめ把握しておきましょう。
なかにはモニターを断られるケースもある
希望したからといって、誰でもモニターになれるわけではありません。
施術自体が適応でない人はモニターを断られてしまう場合があります。
また以下の条件に該当する人は、ボトックス注射自体を受けられませんので注意が必要です。
・妊娠中・授乳中・妊活中の人
・薬剤に対してアレルギーを持っている人
保証内容をしっかりと確認する必要がある
通常の施術とモニターとしての施術で、保証内容が異なる美容クリニックも存在します。
多くの場合、モニターとして美容医療を受ける際にはモニター同意書にサインをする必要があるため、保証内容を入念に確認しましょう。
ボトックスはダウンタイムがほとんどないため問題ないことが多いですが、外科治療などでアフターケアを十分に受けられない場合はリスクが大きいため手厚い保証内容が用意されている美容クリニックを選ぶことをおすすめします。
【まとめ】モニターの注意点
人中短縮ボトックスは、モニターとして施術を受けることで費用を安く抑えられます。
ただし、妊娠中や妊活中は受けられない点や、写真の提供が求められる点には注意しましょう。
また新人医師の練習用にモニターを設けているところもあるため、施術を受ける際は入念に調べてからにしましょう。
ぜひ、本記事の内容を参考にしてみてください。