エラボトックスのダウンタイムは短い?症状や注意点も具体的に解説

COLUMN

エラボトックスは美容医療の中でもダウンタイムが短い施術といわれていますが、どのような症状でどのくらいの期間なのか不安に思っている方も多いでしょう。

本記事では、エラボトックスのダウンタイムについて詳しく解説します。

あわせて、ダウンタイム中の注意点についても解説しますので、検討中の方はぜひ参考にしてください。


エラボトックス注射とは

ボトックスとは、ボツリヌストキシンという有効成分で、注入した部位の筋肉の働きを緩める作用をもちます。

咬筋という噛む筋肉が原因でエラが張っている場合、その部位にボトックスを注射することで咬筋が小さくなるため、小顔効果が期待できます。

食いしばった際にエラ部分の筋肉がぼこっと膨らむ場合は、ボトックス注射が適応ですが、食いしばらずにもエラが張っている場合は骨格の影響が考えられるため、ボトックス注射の効果はあまり期待できないでしょう。

エラボトックスはダウンタイムが短い

エラボトックスは注射による施術のため、外科手術と比較してダウンタイムが短いです。

周囲に気付かれずに小顔になりたい方に向いています。

ダウンタイムや副作用について、施術を受ける前にしっかり把握しておきましょう。

ダウンタイム症状や副作用

エラボトックスの施術後に起こりうる症状は、以下のとおりです。

・赤みや内出血

・硬いものが噛みにくい

・表情が作りにくい

それぞれ詳しく解説しますので、参考にしてください。

赤みや内出血

施術後はボトックスを注入する際にできた針穴程度の傷跡と赤みが生じますが、数時間〜数日程度で落ち着きます

稀に内出血が起こることもありますが、長くても2週間ほどで消失します。

これらの症状はメイクで隠せる程度なので、あまり心配する必要はないでしょう。

硬いものが噛みにくい

エラボトックス注射は、噛むときに使用する咬筋の働きを緩めるため、食べ物が噛みにくいなど口元に違和感を覚える方もいます

他にも「あごがだるい」「大きな口を開けにくい」といった症状がでる方もいますが、さほど気にならない程度なので過度な心配はいりません。

表情が作りにくい

ボトックス注入後は、製剤が定着するまでに1週間ほどかかります。

そのため、注入後に製剤が隣接筋肉に広がってしまうと、笑筋などに作用が及んでしまい、表情が作りにくくなるといった副作用が起きる可能性があります。

この症状が生じた場合、薬剤の効果が切れるまで3〜4か月ほど待つしかありませんので注意が必要です。

ダウンタイム中の注意点

ボトックス注射を受けた後は、以下に気をつけて過ごしましょう。

・長時間の入浴やサウナを避ける

・激しい運動を避ける

・飲酒を控える

・注入部位のマッサージは避ける

それぞれについて具体的に解説します。

長時間の入浴やサウナを避ける

注射後に血行が促進されると、腫れや内出血が悪化する恐れがあります。

長時間の入浴やサウナは体が温まり全身の血行が良くなるため、施術当日はシャワーで軽く済ませるか、湯船につかりたい方はぬるめのお湯にしましょう。

激しい運動を避ける

長時間の入浴やサウナと同様に、激しい運動も血行が良くなるため当日は控えることが望ましいです。

通勤通学で歩いたり家事をしたりするのは問題ありませんが、汗をかくような激しい運動は体温が上がり血行が促されます。

施術当日は安静に過ごしましょう。

飲酒を控える

アルコールには血行を促す作用があります。

施術後に血行が良くなりすぎると、赤みやかゆみなどを引き起こす可能性もあります。

どうしても飲酒したい方は、少量にするかノンアルコール飲料に変更するのも一つの手です。

ただし、施術当日に腫れや内出血が生じている場合は、飲酒を控えることをおすすめします。

注入部位のマッサージは避ける

隣接部位にボトックスが流れてしまうと、表情が作りにくくなったり、左右差が生じる原因になります。

そのため薬剤が定着するまでの1週間ほどは、注入部位のマッサージは避けてください。

エラボトックスを受けられない方

エラボトックスは、以下に該当する方は受けられません。

・妊娠中・授乳中の方

・妊活中の方

・過去にボトックス製剤でアレルギー反応が生じた方

妊活中の女性は、ボトックス注射後2回の月経が終わるまで妊活を休む必要があります。

男性も注射後3ヶ月の避妊が必要となるため、妊活中の方は施術前に必ずパートナーと相談してください。

上記以外でも持病を患っている方は、カウンセリングの際に必ず申告してください。

ボトックスに精通したクリスティーナクリニックがおすすめ

エラボトックスを受けたいけれどダウンタイムが心配な方は、ぜひクリスティーナクリニックにお越しください。

当院の在籍医はボトックスビスタ®の製造元アラガン社が定めた「VST認定医」であり、ボトックス注射の年間施術症例数は2,000件以上あります。

VST認定医は、研修やセミナーに参加することで、知識や技術を高めています。

エラボトックスを検討中の方は、ボトックスに精通した当院にぜひご相談ください。

【まとめ】適切なダウンタイムを過ごして効果を発揮させよう

エラボトックス注射は、咬筋の発達が原因のエラ張り改善に有効です。

ダウンタイムが短く、周囲に気付かれにくい点が魅力です。

適切なダウンタイムを過ごして、効果を最大限引き出しましょう。

エラの張りで悩んでいる方は、本記事を参考にエラボトックス注射を検討してみてはいかがでしょうか。

記事監修医プロフィール

松島桃子

CHRISTINA CLINIC銀座(クリスティーナクリニック銀座)

URL:https://christina-clinic.com

院長 / 松島桃子

初期研修終了後、NTT関東病院麻酔科、TIクリニック(美容皮膚科)等を経て、2018年にCHRISTINA CLINIC銀座の院長に就任。2016度よりアラガン施注資格認定医。
CHRISTINA CLINIC銀座は特に「小顔」「痩身」「美肌」に力を注いでおり、「切らずに」「すぐに効果が期待できる」施術をメインに提供しております。2020年3月には、「JeisysAward2019」にて、医療ハイフ年間施術数日本一のクリニックとして表彰されました。

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