CHRISTINA COLUMN

コラム

ダーマペンを受けたのにシミが濃くなる?原因や回避方法は?

ダーマペンは、さまざまな美肌効果を一度にもたらしてくれる施術であり、ダウンタイムも比較的軽いため人気を集めています。

しかし、かえってシミが濃くなるという口コミも散見されるため、不安を抱く人も少なくありません。

本来ダーマペンは、シミにも改善効果がある施術です。

しかし、状況によってかえって悪化してしまうこともあるのです。

本記事では、ダーマペン施術でシミが濃くなる原因と、その対策について解説します。

ダーマペン施術を受ける際の参考にしてください。

ダーマペンとは?

ダーマペンとは、無数の極細の針を肌に細かく刺し、その刺激により自己再生力を促し、さまざまな美肌効果を得る施術です。

針を刺す深さは、一般的に0.2〜2mm程度です。

刺す深さによってダウンタイムは異なり、2〜7日間程となります。

施術翌日から化粧可能なので、手軽に受けられる美肌治療として人気があります。

ダーマペンの効果

ダーマペンの効果は以下のとおりです。

・肌質改善

・ニキビ・ニキビ跡治療

・シミ・くすみ改善

・毛穴の引き締め

・シワ・たるみ改善

上記の効果がすべて同時に得られることが、ダーマペンの大きなポイントです。

美肌効果の高い薬液を併用することで、さらに効果が高まります。

ダーマペンでシミが濃くなる原因

ダーマペンは一般的にシミを改善してくれる施術ですが、以下の点に当てはまると、かえってシミが濃くなる原因となります。

・針を深く刺しすぎた

・かさぶたを無理に剥がしてしまった

・紫外線のケアができていなかった

・刺激で傷が広がった

・肝斑とシミを間違えた

ダーマペンのことを調べると、しばしば「シミが悪化した」という意見を見かけますが、原因は上記のいずれかに当てはまっていることが多いです。

針を深く刺しすぎた

ダーマペンは針を深く刺しすぎると、シミを悪化させてしまいます。

針が深部まで達すると、メラニン(色素)を活性化させる細胞が刺激され、色素沈着となってしまうからです。

一般的には上記のようになるほど深くは刺しません。

しかし、皮膚の厚さには個人差があるため、施術者の腕が未熟であると適した深度が分からずむやみやたらに針を深く刺してしまうケースがあります。

かさぶたを無理に剥がしてしまった

ダーマペン施術後にかさぶたが生じることがあります。

もし生じた場合は、無理に剥がさず自然に取れるまで保湿を徹底してください。

気になるからと無理に剥がすと、炎症後色素沈着といって、剥がした痕が残ってしまいます。

紫外線のケアができていなかった

ダーマペンには美肌効果がありますが、ダウンタイム中は一時的に肌がダメージを負った状態です。

そのタイミングで紫外線を浴びてしまうと、肌に大きな負担がかかり、新たにシミが発生したり、シミが濃くなったりしてしまいます。

刺激で傷が広がった

施術後肌に過剰な刺激を与えてしまうと、傷が広がりシミが悪化する原因となります。

ダーマペンは、あえて一時的に肌を傷つけます。

そのため施術直後は肌がダメージを負っています

その際に触れる・揉む・擦るなどすると、傷が広がり炎症後色素沈着を引き起こしてしまうのです。

肝斑とシミを間違えた

肝斑にはダーマペン治療は禁忌です。

シミと肝斑は見た目として似ていますが、改善のためのアプローチが異なります。

肝斑は刺激が原因で悪化すると言われているため、肝斑に対してダーマペンを行なうと、かえって濃くなってしまうのです。

シミと肝斑の見分けは難しいです。

そのため自分で区別しようとするのではなく、きちんと見極めることができる医師がいる美容クリニックを探すことが肝心です。

シミが濃くなるトラブルの回避方法

シミが濃くなるトラブルの回避方法は以下のとおりです。

・施術を受けるクリニックを慎重に見極める

・肌のケアに気をつける

・紫外線を避ける

・セルフダーマペンは行わない

いずれも基本的なことではありますが、ひとつひとつをきちんと行うことで、トラブルを防ぎダーマペンの効果を実感できます。

施術を受けるクリニックを慎重に見極める

トラブル回避のためには、施術を受けるクリニックを慎重に見極めることが大切です。

他にも回避方法はありますが、中でもこれはもっとも大切と言って良いでしょう。

信頼できるクリニックは患者様の不安に寄り添い、疑問点などを解決した上で、最適な施術を提供します。

ダーマペンは比較的ダウンタイムの軽い施術ですが、施術者には高い技術力が要求されます。

「受けられればどこでも良い」という考えは止め、実績豊富で信頼できるクリニックを見つけてください。

肌のケアに気をつける

施術直後は皮膚が一時的にダメージを受けている状態のため、肌のケアに気を付けましょう。

特別なことを行う必要はありません。

洗顔の際は優しく触れたり、肌をこすったりしないなど基本的なことをきちんと守って過ごしましょう。

紫外線を避ける

ダーマペン直後は肌が一時的にダメージを負っている状態です。

そのタイミングで紫外線を浴びてしまうと肌に大きな負担がかかり、新たにシミが発生したり、シミが濃くなったりしてしまいます。

ダーマペン当日はメイクできないため、マスクやサングラス、帽子での紫外線対策がおすすめです。

翌日からは日焼け止めクリームを使用しましょう。

ダウンタウンが落ち着くまではいつも以上に紫外線対策を徹底してください。

セルフダーマペンは行わない

セルフダーマペンはおすすめできません。

シミの悪化だけでなく、肌荒れを招いたりなどさまざまなトラブルの元になります。

セルフダーマペン機器は昨今、インターネットで購入できてしまい、通院の必要もなく価格が安くあがるため、行う人が後を絶たないようです。

しかし針を適切な部位に適切な深さで刺すには技術が必要です。

美肌を目指すならばこそ、セルフダーマペンではなくクリニックで施術を受けましょう。

ダーマペンはクリスティーナクリニックで

「ダーマペン治療をしたいけれど、どこで施術を受けるべきかわからない」という人は、ぜひクリスティーナクリニックにお越しください。

さまざまな症例を経験した実績豊富なスタッフが、ひとりひとりの肌状態に合わせ、最適な治療を提案・施術いたします。

いきなり施術を受けるのは不安という方は、カウンセリングのみも可能です。

疑問や不安はしまい込まずにご相談ください。

不安をすべて解消した上で施術を受けましょう。

まとめ

ダーマペンはシミに改善効果が期待できる施術ですが、状況によっては逆に悪化する可能性もあります。

手軽な施術ではありますが「適当に受けても大丈夫」というものではありません。

施術後のケアやクリニック選びが大切です。

記事監修医プロフィール

CHRISTINA CLINIC銀座(クリスティーナクリニック銀座)

URL:https://christina-clinic.com

院長 / 松島桃子

初期研修終了後、NTT関東病院麻酔科、TIクリニック(美容皮膚科)等を経て、2018年にCHRISTINA CLINIC銀座の院長に就任。2016度よりアラガン施注資格認定医。
CHRISTINA CLINIC銀座は特に「小顔」「痩身」「美肌」に力を注いでおり、「切らずに」「すぐに効果が期待できる」施術をメインに提供しております。2020年3月には、「JeisysAward2019」にて、医療ハイフ年間施術数日本一のクリニックとして表彰されました。

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