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人中の長さが2センチ以上あると、顔が間延びした印象に見られやすくなります。
顔の他のパーツとのバランスが保たれていれば問題はありませんが、人中の長さで悩みを抱えている人は多くおられるのではないでしょうか。
クリニックでは、人中を短くする、あるいは短く見せることができる施術を用意しています。
施術にはそれぞれメリット・デメリットがあります。
人中が長くなってしまう理由や、クリニックで可能な施術をみていきましょう。
日本人の平均的な人中の長さは1.5センチ程です。
人中の長さには遺伝も関係しますが、筋肉量の低下や皮膚のハリ不足など、後天的な影響もあります。
人中が長い原因には遺伝要素が大きく関与しています。
鼻の高さや唇、輪郭は両親からの影響を受けやすい部分といわれています。
若い頃から人中が長いと悩んでいる人の多くは遺伝要素が原因ですが、後天的に人中が長くなってしまう要因は表情筋の衰えです。
表情筋は筋肉を収縮させることで顔の様々な表情を作り出す役割がありますが、衰えてくるとシワやたるみ、ハリの低下が目立ち、老け顔に見られてしまいます。
人中の長さは顔全体のバランスにも大きな影響を及ぼすため、表情筋を鍛える習慣を持つことが大切です。
人中が2センチ以上ある人に多い悩みは「顔が大きく見られる」「老けた顔に見られやすい」「のっぺりした印象」といったものです。
たとえ人中が長くても、顔全体のバランスが整っていれば問題はありません。
しかし、人中の長さに悩んでいる人は一度美容医療を検討してみるのも良いでしょう。
人中短縮の施術法は複数あるので、適切な方法を用いることで悩みの改善が期待できます。
人中の長さが2センチ以上ある人におすすめの施術は、以下の3種類です。
・人中短縮術
・人中短縮ボトックス
・ヒアルロン酸注射
それぞれの施術の違いは、以下の表をご覧ください。
施術の名称 | 施術時間の目安 | 施術の方法 |
人中短縮術 | 40〜60分 | 鼻の下の組織を切除・縫合する |
人中短縮ボトックス | 5分程度 | 上唇付近にボトックスを注射する |
ヒアルロン酸注射 | 10分程度 | 上唇や鼻柱にヒアルロン酸を注入する |
人中短縮術はメスで鼻の下の組織を切除した後に、鼻下を引き上げて縫合することで人中を短くする施術です。
施術時間は40〜60分と長いですが、麻酔をするため手術中の痛みはほとんどありません。
人中短縮ボトックスは上唇付近の筋肉にボトックス注射をすることで、口輪筋の働きを弱めて人中を短く見せる施術です。
口輪筋の力が弱まると、唇が上向きになる作用を利用しています。
人中短縮ボトックスは注射なので痛みはチクッとする程度ですが、痛みに敏感な人は麻酔を利用することも可能です。
人中短縮でのヒアルロン酸注射は上唇とその付近に注入します。
上唇にボリュームがでることで人中を短く見せることができ、潤いも実感できるでしょう。
ヒアルロン酸注射も痛みはチクッとする程度ですが、痛みに敏感な人は麻酔を使用すると良いでしょう。
それぞれの施術はメリットとデメリットが異なるため、違いを理解することが大切です。
各施術の主な違いは、以下の表をご覧ください。
施術の名称 | メリット | デメリット |
人中短縮術 | 持続期間が半永久的 | 傷跡が残る リスクが大きい ダウンタイムが長い |
人中短縮ボトックス | 傷跡が残らない リスクが少ない ダウンタイムが短い |
持続期間が3~4ヵ月 効果があらわれるのは5日〜2週間目 |
ヒアルロン酸注射 | 傷跡が残らない リスクが少ない ダウンタイムが短い |
持続期間が6ヶ月~1年半 効果の安定まで1週間ほどかかる |
施術を受ける前に、自身に本当に適応があるか知ることが大切です。
まずはカウンセリングを受け、適応の有無を確認した後に、どの施術を受けるか検討するのも良いでしょう。
人中短縮術の大きなメリットは、半永久的な効果が見込める点です。
ただし人中付近は傷跡が目立ちやすい部位なので、高い技術を持つ医師から施術を受けなければ、傷跡に悩まされるリスクが高まります。
他の施術と違いメスを使うため、必然的にダウンタイムが長く、副作用も強く出る傾向があります。
人中短縮術には多くのリスクが付きまといますが、施術が成功すれば非常に満足のいく結果となるでしょう。
人中短縮ボトックスのメリットは、リスクやダウンタイムが少ないため手軽に施術を受けられる点です。
短時間の施術でありながら、人中を短く見せる効果があります。
ただし術後、効果があらわれるまでに5日〜2週間かかり、持続期間が3〜4ヵ月と有限であることがデメリットです。
見た目を保つためには継続してクリニックに通う必要はありますが、傷跡ができる心配もなく手軽に受けられます。
ヒアルロン酸注射のメリットは、人中ボトックスと同様にリスクやダウンタイムを少なくしながら、人中を短くできることです。
人中短縮ボトックスと唇へのヒアルロン酸注射を組み合わせることで、相乗効果を生み出すことも可能です。
ただしデメリットとして、持続期間は6ヶ月〜1年半程です。
ボトックスと同様に、効果を保つためには継続してクリニックに通う必要があります。
人中は顔の正面に位置する部位なので、平均より長いだけで見た目が損なわれてしまうリスクがあります。
人中が長いことで悩んでいる人に向けて、クリスティーナクリニックでは人中短縮ボトックスとヒアルロン酸注射の施術を用意しています。
この2つの施術は、顔に傷跡を作ることなく、人中を短くしたいと考えている人におすすめです。
極細の針を使用するため、痛みは最小限で施術を受けられます。
もし不安があれば、麻酔クリームでの対応も可能です。
当院に在籍する医師はアラガン社認定医として、高い専門性と技術を持ち合わせています。
人中の長さの平均は1.5センチと言われています。
人中が2センチ以上あると一般的には長いと判断されますが、それ自体は問題ではありません。
重要なのは顔全体との兼ね合いであり、バランスがよければ見た目の印象もマイナスには働かないでしょう。
しかし人中の長さが原因でアンバランスな見た目となっている場合は、施術を検討することがおすすめです。
高い技術と実績を持った医師から施術を受けることで、満足のいく結果へとつながります。
初期研修終了後、NTT関東病院麻酔科、TIクリニック(美容皮膚科)等を経て、2018年にCHRISTINA CLINIC銀座の院長に就任。2016度よりアラガン施注資格認定医。
CHRISTINA CLINIC銀座は特に「小顔」「痩身」「美肌」に力を注いでおり、「切らずに」「すぐに効果が期待できる」施術をメインに提供しております。2020年3月には、「JeisysAward2019」にて、医療ハイフ年間施術数日本一のクリニックとして表彰されました。