COLUMN
「ダーマペンはやめたほうがいいといわれるのはなぜ?」
この記事を読んでいるあなたは、ダーマペンはやめたほうがいいと聞き、施術に悩まれているのではないでしょうか。
ダーマペンをやめたほうがいいといわれる理由は以下の3つが影響していると考えられます。
・一度では効果が出ないことが多いため
・痛みを伴うため
・ダウンタイムがあるため
この記事では、上記の理由について具体的に解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ダーマペンとは、髪の毛よりも細い、超極細針が付いている機器で肌の表面に無数の穴を一時的に作り、皮膚の回復力を利用して肌再生を行う治療法です。
針で一時的に空いた穴を利用して美容成分も注入できるため、お悩みに合わせた施術が可能となっています。
針による刺激で肌の細胞が活性化され、コラーゲンやエラスチンの生成が促進されることにより、肌のハリ・ツヤがアップします。
その他にもダーマペンでは以下にお悩みの方に効果が期待できます。
・ニキビ跡・クレーター
・毛穴の開き・黒ずみ
・小ジワ
・くすみ
・妊娠線
特に、ダーマペン4はダーマペン3と比較して針の本数が12本→16本と多く、針の深さも2.5㎜→3.0㎜と深くなっています。
しっかり結果をだせるように進化しています。
クリスティーナクリニックでも、ダーマペン4を使用した施術をおこなっています。
さまざまな肌の悩みを解決してくれるダーマペンですが、やめたほうがいいと耳にした方もいるのではないでしょうか。
ダーマペンをやめた方がいいといわれる理由には以下の3つが影響していると考えられます。
・一度では効果が出ないことが多いため
・痛みを伴うため
・ダウンタイムがあるため
それぞれ詳しく解説していきます。
ダーマペンは1回の施術で大きな効果が出ることは少ないです。
一般的には3〜5回程度の施術で効果を実感できることが多いといわれています。
即効性を求めている方にはダーマペンはおすすめしません。
しかし、決められた間隔で繰り返し治療を重ねることで必ず効果は出てきます。
根気強く継続することが大切です。
ダーマペンは髪の毛よりも細い針を肌に刺します。
針自体はとても細いですが、痛みに敏感な人はチクチクとした痛みを感じることがあるでしょう。
痛みを強く感じる部位は、皮膚から骨に近い部位、とくに鼻や額、頬骨付近で敏感に感じることが多いです。
多くのクリニックでは、麻酔クリームや麻酔テープ、笑気麻酔などを使用して、痛みを極限まで抑えながら施術していくのでそこまで心配する必要はありません。
ダーマペンのダウンタイムは針を刺す深さによって変わります。
それぞれのダウンタイムの期間は以下の通りです。
針の深さ | ダウンタイム | 主な症例 |
表皮(0.2㎜〜) | 1〜2日程度 | ニキビ、くすみ |
真皮(0.8㎜〜) | 3〜5日程度 | ニキビ跡、毛穴の開き、黒ずみ |
皮下組織(2.5㎜〜) | 5〜7日程度 | クレーター、傷跡 |
クレーターや傷跡に対してダーマペンを受ける場合には、ダウンタイムが1週間程度と少し長くなっています。
ダーマペンは誰にでも適応があるわけではありません。
以下に該当する方はダーマペンを受けることで逆に症状が悪化してしまったり、デメリットが多い可能性があるため注意が必要です。
ダーマペンはニキビにも効果のある治療法ですが、炎症が強い場合はダーマペンをすることで逆に症状が悪化することがあるため施術をおこなえません。
まずは抗生物質の内服などで炎症を落ち着かせる必要があります。
ニキビ治療にダーマペンをお考えの方は、医師の診察を必ず受けましょう。
ダーマペンのダウンタイム中は、紫外線に当たらない、保湿をしっかりおこなう、清潔を保つなど肌管理をしっかりとおこなう必要があります。
ダウンタイム中、適切な過ごし方を守れない場合、逆に症状が悪化したりすることがあるため注意が必要です。
金属アレルギーのある方は、ダーマペンの施術は受けられません。
また、施術部位に化膿している傷がある場合も施術を受けられないため注意しましょう。
その他に、妊娠中の方も施術を受けられません。
ダーマペンは施術後の過ごし方がとても重要になってきます。
この注意点が守れない人は、逆に症状が悪化したり、期待した効果を得られなかったりする可能性が高いのでしっかり守りましょう。
ダーマペンを受ける上で注意すべき4つのポイントをご紹介します。
ダーマペン施術後は、肌が非常にデリケートな状態になっているため、なるべく外部からの刺激を避けて過ごす必要があります。
紫外線は大きな刺激になりやすく、過度に浴びることで色素沈着を起こしてしまう可能性があるため注意が必要です。
ダーマペン施術後は、サウナや入浴、激しい運動など血流が良くなる行動は避けるようにしましょう。
血流がよくなることで腫れや赤みが強く出てしまう可能性があります。
炎症性のニキビが多発している場合など、当日の肌状態によっては施術ができない場合もあるため注意が必要です。
ニキビ治療にダーマペンをお考えの方は、医師の診察を必ず受けましょう。
ダーマペン施術後の肌は、非常にデリケートな状態です。
施術当日は傷口が完全に塞がっていない状態であるため、少しの刺激でも痛みや炎症を起こしてしまう可能性があります。
そのため、施術当日は、洗顔や水に濡らすことが禁止となっています。
翌日以降は、クリニックの指示に従いながら洗顔や保湿をおこなってください。
ダーマペンは継続的に施術を受けることで効果が発揮される治療です。
クリスティーナクリニックでは、最新機器であるダーマペン4を使用した施術をおこなっています。
ダーマペンの施術に不安を感じている方も安心して受けられるよう、しっかりと事前にカウンセリングをおこなっています。
ご相談だけでも承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
初期研修終了後、NTT関東病院麻酔科、TIクリニック(美容皮膚科)等を経て、2018年にCHRISTINA CLINIC銀座の院長に就任。2016度よりアラガン施注資格認定医。
CHRISTINA CLINIC銀座は特に「小顔」「痩身」「美肌」に力を注いでおり、「切らずに」「すぐに効果が期待できる」施術をメインに提供しております。2020年3月には、「JeisysAward2019」にて、医療ハイフ年間施術数日本一のクリニックとして表彰されました。