人中短縮は後戻りできる?施術法別のメリット・デメリットも併せて解説

COLUMN

人中短縮を考えている人は少なくありませんが、一方で「失敗したらどうしよう?」「施術を受けたら後戻りできないのでは?」と不安になる人も多いでしょう。人中短縮に限らず、美容整形は元に戻せないというイメージが強く、簡単に決断できないと感じるのは無理もないことです。

本記事では、人中短縮は後戻りできるのかどうかを解説します。参考にして、施術への不安解消に役立ててください。

人中短縮とは?


人中短縮とは、鼻の真下から上唇までの距離を短縮することです。該当部分を人中と呼び、その部分を短縮するため人中短縮と呼ばれています。

短縮する方法はさまざまですが、本記事では当クリニックで行っている人中短縮ボトックスについて、並びに、スタンダードな施術である切開について解説します。

人中短縮のメリット

適応の人が人中短縮の施術を受けると、口元もふっくらとして見え、メリハリのある顔つきになり、若々しい印象を得ることができます。

人中が過度に長いと、顔がのっぺりと平坦に、面長に見えてしまいます。老けた印象を相手に与えてしまうため、顔に凹凸が無いと感じる人や加齢が気になる人は、人中短縮の施術を受けることで改善が期待できます。

人中短縮は後戻り可能か?

結論から言うと、人中短縮は施術法によって、後戻り可能でもありますし、不可能でもあります。

人中短縮の施術方法は、当クリニックでも行っている「人中短縮ボトックス」。それから、切開を伴う「人中短縮切開術」があります。後戻りできるのは、人中短縮ボトックスの方です。

どちらの施術方法もメリットとデメリットがありますが、後戻りできるかどうかが心配である場合は、ボトックス施術を受けることをおすすめします。

人中短縮ボトックスのメリット

人中短縮ボトックスのメリットは、「ダウンタイムの短さ」「後戻り可能であること」です。そのため、初めて美容医療を受ける人にもおすすめです。

初めての施術となると、「痛いのではないか?」「失敗したらどうすれば良い?」と不安になるのは自然なことです。しかし、人中短縮ボトックスはそういった不安無く受けていただける施術です。

ダウンタイムが短い

人中短縮ボトックスは、ダウンタイムが短いです。注射で施術を行うので、傷痕は針の穴しかできず、赤みも針痕もすぐに消失します。

内出血ができる可能性はありますが、長くとも2週間程度で消えますし、メイクで隠せます。痛いのが苦手な人や、人に施術がバレるのが嫌だという人におすすめです。

失敗しても元に戻せる

ボトックスは薬品であるため、時間の経過とともに吸収され効果は消えていきます。そのためボトックスで人中短縮を行って失敗した場合も、特に何をしなくても放っておけば、いずれ元の人中に戻ります

少々時間はかかりますが、完全に元に戻すことが可能であり、その後再施術でやり直しが効くのがボトックスのメリットです。そのため、失敗が怖いという人にもおすすめです。

人中短縮ボトックスのデメリット

人中短縮ボトックスにはデメリットもあります。そのため、メリットだけでなくデメリットもしっかり考えた上で施術を受けるか検討しましょう。

自分で決めきれないときには、クリニックに相談するのもおすすめです。施術への不安や疑問、迷いなどを解消してから施術を受けましょう。

効果に永続性が無い

ボトックスは薬品であるため、永続性がありません。時間の経過とともに吸収され必ず効果は消えてしまいます。

失敗しても元に戻るというのはメリットですが、一方で効果に満足しても元に戻ってしまうのがボトックスのデメリットです。状態をキープするためには、定期的に打ち続ける必要があります。

効果がやや低い

人中短縮ボトックスの効き具合には個人差があります。元々の人中や唇の形によって効果の出方は異なるため、人によっては「効果があまりない」「すぐに効果が弱まった」と感じる人もいます。

ボトックスは打てば打つほど人中が短くなるわけではないので、劇的に短くしたい場合にはボトックスは向いていません

人中短縮切開のメリット

当クリニックでは行っていませんが、人中短縮には切開する方法もあり、切開ならではのメリットがあります。ボトックスではどうも効果が薄いと感じる場合は、切開施術に踏み切るのもひとつの手です。

効果が半永久的に持続する

人中の切開は、皮膚を完全に切除するため、効果が半永久的に持続します。

人中は加齢とともに段々と伸びてくるため、施術直後の人中の短さを、生涯キープできるというわけではありません。しかし伸びてきたとしても、切除した分は確実に短くなっているので、人中の伸びを軽減できます。

アンチエイジング効果が高い

切開による人中短縮は、高いアンチエイジング効果があります。

ボトックスでの人中短縮は、ある程度以上に人中が長い場合、それほど大きい効果を発揮できません。

対して、切開術は切って人中を短縮するので、人中が長い人ほど大きな変化があり、アンチエイジング効果が高くなります。

人中短縮切開のデメリット


人中短縮を切開で行うことには、デメリットもあります。いずれもボトックスにはないデメリットであり、特に初めて美容整形を受けるという人は不安を抱くこともあるでしょう。

そのため、ゆくゆくは切開を行うとしても、最初はボトックスでという人も多いです。

失敗すると戻せない

切開は一度行うと、失敗した場合元に戻せません。皮膚を直接切除するので、仕上がりに満足いかなかったとしても、皮膚を戻せないからです。

そのため、施術前のカウンセリングは特に丁寧に行う必要があります。仕上がりのイメージをきっちり決め、実績豊富な医師に施術を依頼しましょう。

ダウンタイムが長い

切開で行う人中短縮は、ボトックス注射による施術と比べてダウンタイムが長いです。メスを入れるため仕方のないことではありますが、1~3ヶ月はかかります。

ボトックスは内出血が出たとしても、1~2週間程度でダウンタイムが終わるので、比較すると長いことがわかります。ダウンタイムが気になる人は、ボトックスの方が良いでしょう。

まとめ

人中短縮は、施術法によって後戻り可能か不可能かが異なります。後戻り不可能な切開の方が効果は高いですが、失敗がどうしても怖いという人や、劇的な効果は要らないから気軽に施術を受けたいという人にはボトックス注射がおすすめです。ぜひ当クリニックで人中短縮ボトックスをご検討ください。

記事監修医プロフィール

松島桃子

CHRISTINA CLINIC銀座(クリスティーナクリニック銀座)

URL:https://christina-clinic.com

院長 / 松島桃子

初期研修終了後、NTT関東病院麻酔科、TIクリニック(美容皮膚科)等を経て、2018年にCHRISTINA CLINIC銀座の院長に就任。2016度よりアラガン施注資格認定医。
CHRISTINA CLINIC銀座は特に「小顔」「痩身」「美肌」に力を注いでおり、「切らずに」「すぐに効果が期待できる」施術をメインに提供しております。2020年3月には、「JeisysAward2019」にて、医療ハイフ年間施術数日本一のクリニックとして表彰されました。

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