人中短縮という言葉を聞いたことはあっても、人中短縮するとどうなるかということまでは知らないという人は少なくありません。本記事では、
人中短縮とは何か。行うことでどういうメリットがあるのか、具体的に何を行うのか解説します。
人中短縮について知らないという人はもちろん、知っているが改めて情報を確認したい人もぜひ参考にしてください。
人中短縮とは
人中とは
鼻の真下から上唇までの間隔を指しており、この部分を短くするのが人中短縮です。美容クリニックにおいてはメジャーな施術であり、人中短縮を請け負っているクリニックは多いです。
人中短縮のメリット
人中短縮を行うと、以下のようなメリットがあります。
若々しい顔つきになる
小顔になる
口元が強調される
人中は
長すぎても短すぎてもいけませんが、一般的には加齢とともに長くなっていくものです。そのため人中が短くて困るという人は比較的少なく、長いことに悩んでいる人の方が多いです。
若々しい顔つきになる
人中短縮を行うと、顔つきが若々しくなります。人中が長い場合、
顔の下半分が長く見えてしまうため、「たるんでいて老けている」という印象を与えてしまうのです。
人中短縮を行うことで面長な印象が改善され、若々しい印象へと変化します。
小顔効果がある
人中短縮には小顔効果もあります。人中が短くなることにより面長な印象が改善され、
顔全体が引き締まって見えるようになるのです。人中が長くなると面長になり、見た目として顔が大きいように見えてしまいます。
口元が強調されメリハリのある顔に
口元が強調されメリハリのある顔つきになるのも、人中短縮のメリットです。人中が長いと顔が平たくなり、のっぺりとして見えてしまいます。
人中短縮を行うことで
上唇がより上を向くようになり、メリハリのある顔になります。また、口元に女性らしい印象を与えることも可能です。
人中短縮のデメリット
人中短縮はメリットだけでなく、デメリットもあります。
顔つきに必ず良い影響が出るとは限らないため、後述の影響を踏まえた検討が重要になります。
唇が強調されてしまう
唇が現状より強調されてしまうことは、人中短縮においてデメリットにもなります。確かに、口元をふっくらさせたいという人にはメリットになります。しかし
元々唇が分厚かったりなどの理由から、口元の存在感に悩む人にとっては逆効果となってしまうのです。
上記のような場合は人中短縮だけでなく、スマートリップ(たらこ唇整形)と呼ばれる口元の整形も併せて行うなどの対策が必要です。
ガミースマイルの人には適さない
人中短縮はガミースマイルの人に適していません。ガミースマイルとは、笑うと歯ぐきが見える顔つきのことです。人中は
鼻の真下から上唇までの間隔であり、短縮するとより大きく歯ぐきが見えるケースがあります。
また、元々人中が長くないにも関わらず人中短縮を行うと、後天的にガミースマイルになる場合もあります。
口が閉じにくくなる場合も
人中短縮を行うと、口が現状より閉じにくくなるケースがあります。人中は鼻の真下から上唇までの間隔であるため、
人中を短くするには、現在よりも上唇を上に上げなければなりません。
ただし数mmのことであるため、気にならない人もいます。必ず閉口しにくくなるというわけではないため、事前にしっかりカウンセリングを行えば、心配しすぎることはないでしょう。
人中短縮の向き・不向き
人中短縮は人によって向き不向きがあります。お顔に対するコンプレックスを本当の意味で解消するのであれば、とにかく人中短縮を行えば良いというものではありません。
まずは自分の顔の特徴を掴み、どの施術が必要なのか見極める必要があります。
ご自分では判断が難しいと感じた場合は、ぜひ当クリニックにお越しください。スタッフが丁寧なカウンセリングを元に、最適な施術を提案させていただきます。
人中短縮が向いている人
人中短縮が適している人は、以下の通りです。
顔に凹凸(おうとつ)が無いと感じる
面長な印象がある
顔がたるんでいるように見える
老けて見えると言われる
ふっくらした口元になりたい
ただし上記の悩みを持っていても、他人からはそうは見えないという場合もあります。また、
悩みを解消できる施術は人中短縮のみというわけでもありません。
当てはまるからと言って人中短縮だけにこだわるのではなく、一度クリニックを訪れて相談してみましょう。
人中短縮が向いていない人
上記に対し、人中短縮があまり向いていない人は以下の通りです。
ガミースマイルである
唇がぶ厚いなど、口元の目立ちに悩んでいる
人中が元々短い
もちろん上記に当てはまったとしても、顔つきや顔の大きさを改善したいという場合もあるでしょう。その際は
人中短縮と併せて他の施術を受けたり、人中短縮以外の方法で悩みを解消できないか考える必要があります。
人中短縮施術について
人中短縮と一口に言っても、施術方法はひとつではありません。
それぞれの方法にメリットとデメリットがあるため、自分に適切な方法をクリニックと相談して決めましょう。
その際、施術に対して気になる点があれば質問することも大切です。疑問を解消し、納得した上で施術に進んでください。
切開を伴う施術
切開を伴う方法は、人中短縮においてもっとも一般的な施術です。鼻の真下を数mm切除し、縫い合わせて施術完了となります。
施術中は麻酔をかけるため、痛みを感じることはありません。ただし、術後麻酔が切れてから痛みを感じる場合があります。痛み止めを処方してくれるクリニックが一般的ですが、必ず出してもらえると限らないため、痛みが不安な方は事前に確認しましょう。
皮膚を切除するため、
一度施術を行うと効果は半永久的に持続します。ただし、加齢によって再度人中が伸びることまでは防げません。また、施術後はしばらく傷が残ります。
※クリスティーナクリニックでは切開を伴う人中短縮術は行っておりません。
ボトックス注射を打つ施術
ボトックス注射を打つ方法は、切らない人中短縮の施術として昨今人気です。メスは一切使わず、注射のみで施術を行います。
ボトックス注射は、
筋肉の働きを抑制する作用があります。上唇にボトックス注射を打つことで上唇を下に引っ張る力が弱まり、唇が上を向いて人中が短くなるのです。
痛みは普通の注射程度ですが、痛みが心配な方のために、当クリニックでは希望者に麻酔クリームを提供しています。また、注射であるため傷はほとんど残らず、術後の痛みもほとんど感じません。ダウンタイムがほぼないので、施術直後に予定も入れられます。
ただしボトックス注射の場合、時間が経つにつれ効果が消えます。そのため、
定期的に追加を打たなければ施術後の状態をキープできません。
【参考】メイクによる人中短縮
メイクによっての人中短縮も可能です。簡単に言うと
鼻の真下に影をつけ、上唇の上にハイライトを乗せて、鼻と口の距離を近く見せるメイクです。
メイクであるため痛みもダウンタイムもありません。一方で仕上がりが個人のスキルに左右され、メイクを落とせば効果は消えるというデメリットもあります。
まとめ
人中短縮するとどうなるか、本記事ではメリットとデメリットを併せて解説しました。次は解説を踏まえ、
自分の悩みの原因はどこにあるのか、人中短縮で解決できるのかを判断し行動を起こす必要があります。もしもひとりで考えるのが難しいという場合は、クリニックにてカウンセリングを受けてください。プロと相談することで、曖昧だった悩みがはっきりわかり、解決策が見えてくるでしょう。