水光注射とダーマペンはどっちが良い?併用して施術に臨むことは可能か

COLUMN

水光注射とダーマペンの共通点は、専用の器具を使い肌に穴を開け、美容成分を注入することです。どちらも肌を改善する効果が期待できますが、得意とする分野や効果の現れかたは大きく異なるため、肌質や悩みの状況に合わせた治療法を選ぶことが大切です。水光注射とダーマペンは一度だけの治療でも効果を感じられますが、回数を重ねることで大きな実感が得られます。併用して施術を行うことも可能ですが、無理なく継続してクリニックへ通える環境であることが重要です。

水光注射とダーマペンの特徴


水光注射とダーマペンの特徴を見ると、それぞれメリット・デメリットが異なります。特徴の違いは下記の6項目です。

  • 施術内容
  • 治療間隔
  • ダウンタイム
  • 痛み
  • 費用
  • リスク
  • 肌の状態に合った施術を選ぶことだけでなく、継続してクリニックへ通うことに問題はないか考慮する必要があるでしょう。

    施術内容の特徴

    ①     水光注射

    水光注射の施術では5本から9本の極細の針が付いたマシンを使い、肌に穴を開けて美容成分を注入します。ヒアルロン酸など肌質改善に有効な薬剤を使用し、針の長さや注入量、深さなどを調整して施術を行います。水光注射は短時間で高い効果が期待できることも特徴の一つです。

      ② ダーマペン

    ダーマペンの施術は16本の極細の針が付いたペンに似た器具を使い、肌に無数の穴を開けます。傷を治そうと自然治癒力が働き、コラーゲンの生成が促進されターンオーバーを活性化させます。本来持っていた再生能力を引き出し、肌の内側から改善できることが特徴です。

    治療間隔の特徴

    治療間隔は水光注射であれば2〜3週間、ダーマペンの場合は3週間〜1ヶ月が目安です。ダウンタイムの期間や肌の状態によって、さらに間隔を置いたほうが良いと判断される可能性もあるため、医師の診断を受けてから治療に臨む必要があります。継続して治療を行うことで肌の状態は大きく改善しますが、どちらの施術も一回だけでも効果が実感できることが共通点です。

    ダウンタイムの特徴

    針の深さの設定によっても異なりますが、水光注射のダウンタイムは1〜5日、ダーマペンは1週間程度です。水光注射は副作用として赤みや内出血を伴うことがありますが、あまり目立たず回復期間も短いことが利点といえます。ダーマペンの場合は無数の傷を付けるため、施術後は顔が真っ赤になり、赤みが落ち着くまでには2〜3日の期間が必要です。

    痛みの特徴

    どちらの施術も肌に穴を開けるため痛みを伴いますが、施術前に麻酔クリームを塗れば、そこまで強く痛みは感じません。ただし、針の深さや施術箇所によって痛みを感じる程度は異なります。また、最新型のダーマペン4は1秒間に1920個の細かい穴を開けますが、過去の製品と比べて痛みが少ないことが特徴です。しかし、水光注射と比較すると痛みが強いため、不安な人は事前のカウンセリングで相談しましょう。

    費用の特徴

    費用に関してはクリニックによって大きな差がありますが、施術を行う部位やアフターフォロー、サービスによっても異なります。水光注射の費用相場は1回3〜5万円程、ダーマペンは1回2〜4万円程です。どちらも継続的に通うことで大きな効果が期待できるので、ある程度必要な予算を知るためにも、カウンセリングの際に施術回数の目安について質問しても良いでしょう。

    リスクの特徴

    水光注射では稀にアレルギー症状が起こる可能性があります。また、不衛生なクリニックで施術した場合は感染症にかかるおそれがありますが、リスクが非常に低い治療法なのでほとんどのケースにおいて問題は発生しません。ダーマペンでは技術や経験の浅い医療従事者から施術を受けたり、セルフで行なったりした場合に肌の状態が悪化することがあります。またダウンタイム中の過ごしかたに問題があった場合もリスクが高まるため注意しましょう。

    水光注射とダーマペンはどちらがおすすめ?

    水光注射とダーマペンは得意とする分野が違うだけで、どちらが優れているというものではありません。自身の肌状態や施術の特徴を踏まえた上で判断することが重要です。

    若々しい肌を取り戻したい人には水光注射がおすすめ

    水光注射は肌のハリや弾力をアップさせる効果があり、若々しい肌を取り戻したい人や現状を維持したい人にも向いています。ダウンタイム中でも副作用が目立ちにくいため、連休を取ることが難しい人にもおすすめです。

    ニキビ跡や毛穴の改善にはダーマペンがおすすめ

    水光注射でも効果が見込めますが、ニキビ跡や毛穴の改善はダーマペンが得意とする分野であり、肌のトラブルを集中的に治したい人には特におすすめです。ダウンタイム中の赤みは目立ちますが、回数を重ねる度に肌質が改善され、5回程施術を受ければしっかり効果を実感できます。

    水光注射とダーマペンはどちらもクリニックの選択が重要


    どちらの治療法でも効果を最大限に引き出すためには針の深さが関係しますが、同時に副作用も発生します。技術の伴わない医師・看護師によって施術を受けた場合は悪影響が出るおそれがあるため特に注意が必要です。評判が良く腕の良い医師・看護師が在籍するクリニックを利用することが、リスクを抑え効果満足度を高める方法です。技術レベルはクリニックによって大きく異なります。症例数が多く、口コミや評判の良いクリニックを選択することがポイントです。

    併用せずどちらかを選択するのが良い

    水光注射とダーマペンの同日併用は可能ですが、おすすめはしません。その理由は、互いに似ている施術のため、実際にどちらの効果が高かったのか判別しにくいからです。もし同日併用を検討するのなら、それぞれの相乗効果が見込める治療法を選択したほうが良いでしょう。水光注射であればピーリング治療、ダーマペンであれば成長因子パックが相性が良くおすすめです。

    まとめ

    水光注射とダーマペンの特徴について解説しました。自身の悩みを解消する可能性が高い治療法を選択することが重要ですが、継続して通えるかどうかも大切なポイントです。安心して継続できる環境と、名医が在籍するクリニックを選ぶことが理想の自分になる成功率を高めます。クリスティーナクリニックでは水光注射とダーマペン、どちらの施術にも対応しており肌の症状に合った薬剤を組み合わせることで、治療効果を最大限に引き出します。水光注射とダーマペンによる施術でご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。

    記事監修医プロフィール

    松島桃子

    CHRISTINA CLINIC銀座(クリスティーナクリニック銀座)

    URL:https://christina-clinic.com

    院長 / 松島桃子

    初期研修終了後、NTT関東病院麻酔科、TIクリニック(美容皮膚科)等を経て、2018年にCHRISTINA CLINIC銀座の院長に就任。2016度よりアラガン施注資格認定医。
    CHRISTINA CLINIC銀座は特に「小顔」「痩身」「美肌」に力を注いでおり、「切らずに」「すぐに効果が期待できる」施術をメインに提供しております。2020年3月には、「JeisysAward2019」にて、医療ハイフ年間施術数日本一のクリニックとして表彰されました。

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