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人中短縮は行いたいけれど、切るのは痛そうと悩んでいる人は多いでしょう。そのような場合には、切らないでできる人中短縮がおすすめです。
本記事では切らない人中短縮について、施術方法やメリット、デメリットなどを解説します。痛みを避けて人中短縮したいという人は、ぜひ参考にして施術検討の手助けにしてください。
人中短縮とは、鼻の真下から上唇までの間隔を短くする美容施術です。該当部分は人中という名称であり、そこを短縮するため人中短縮と呼ばれます。
一般的に人中は、加齢とともに伸びてくるものです。人中が長いと顔がのっぺりした印象になり、老けて見えたり顔が大きく見えたりします。
人中短縮は、以下のようなメリットがあります。
人中短縮をすると、上唇が上を向き女性らしさが強調されます。顔つきにメリハリも付くため、老けた印象が消え若々しい印象へと変化するのも嬉しいポイントです。また、人中が短くなることで面長な印象が改善され、顔全体が引き締まってみえるので顔が小さくなったような印象を与えることができます。
人中短縮にはデメリットもあります。具体的には以下の通りです。
ガミースマイルとは、笑うと上の歯ぐきが見える笑顔のことです。人中短縮を行うと、より歯ぐきが見えたり後天的にガミースマイルになる可能性があります。
また口元が強調されるため、元々口が目立ってコンプレックスになっている人に人中短縮は向きません。人によっては口が閉じにくくなったと感じるケースがあるのもデメリットです。
切らない人中短縮とは、ボトックス注射を用いる施術のことです。ボトックス注射は筋肉の働きを抑制させるものです。ボトックス注射を上唇の上に打ち込むと、筋肉が弛緩し、上唇を下に引っ張る力が弱まります。結果として、唇が上を向き、人中が短縮されます。
切開を伴う人中短縮とは、鼻の真下の皮膚を数mm切除し、縫合する施術のことです。人中短縮の方法としてはメジャーですが、メスを用いるため施術後も痛みやダウンタイムがあります。
人中短縮メイクとは、実際に人中短縮しているわけではなく、そう見えるメイクのことです。鼻の真下に影を入れ、上唇の上にハイライトを置くことで、人中が短くなったように見えます。
もっとも手軽でありクリニックに訪れなくてもできますが、仕上がりは個人のスキルに左右されます。
ボトックス注射で行う人中短縮は、以下のようなメリットがあります。
いずれも、切開を行わないからこそ生じるメリットです。同じ人中短縮でも、切開を伴う施術は同様のメリットを受けられません。
ボトックス注射はあくまで注射であり、体への負担はほぼありません。
施術時間も当クリニックでは5分少々であり、一般的に1時間ほどかかる切開施術と異なって短時間で済みます。
施術が大がかりでないことに伴って、ダウンタイムも短時間で済むのがボトックス注射のメリットです。ダウンタイムとは各種施術を行った後、顔や体の調子が元に戻るまでの期間のことです。施術によってダウンタイムの長さは異なります。
ボトックス注射のダウンタイムは数時間から数日であり、切開施術が1ヶ月程度かかるのに比べるととても短いと言えます。
ボトックス注射は注射をして人中短縮を行うため、仕上がりを少しづつ調整することも可能です。
切開を伴う施術は、一度切除を行うともう元には戻せません。しかしボトックス注射の場合は、様子を見ながら進めることが可能です。場合によっては施術の後相談し、追加を入れるということもできます。
ボトックス注射は痛みが軽く、痛みに不安を抱く人にも適していると言えます。
切開を伴う施術は麻酔が必須であり、施術後も痛み止めを使用して傷が治るのを待つことになります。しかしボトックス注射の場合は、通常の注射程度の痛みしかありません。
なお、当クリニックでは普通の注射でも痛みが不安という方のために、希望者のみ麻酔クリームを塗布した上で施術をします。わずかでも痛みを軽減したいという場合は、事前にお申し出ください。
ボトックス注射には以下のようなデメリットもあります。
上記の中には、切開施術の場合生じないデメリットもあります。どちらの施術が適しているのかは人によって異なるため、入念なカウンセリングが必要です。
ボトックス注射は、効果が永続しません。ボトックス注射を打つと薬品の作用によって筋肉が弛緩し、人中が短くなります。しかしあくまで薬の作用であるため、効果はいずれ薄れていきやがて消えてしまうのです。
切開施術の場合、一度施術を行うと効果は半永久的に永続します。加齢による皮膚のたるみで人中が再度長くなってくるケースもありますが、切開しなかった場合と比べると人中の長さは短く保たれるでしょう。一方でボトックス注射は効果が切れると、完全に元の長さの人中に戻ってしまいます。
ボトックス注射で短い人中をキープするためには、通院して定期的にボトックスを打ち続ける必要があります。ボトックス注射の効果がいずれ消えてしまうと、セルフケアで戻すことはできないため、追加の注射が必要です。
切開は一度施術すると、効果が消えることはありません。
ボトックス注射を打つと、人によっては口の動きがやや鈍くなる場合があります。人中短縮ボトックスは上唇の筋肉を弛緩させ、唇を下に引っ張る力を弱めて人中を短くします。それゆえ副作用として、上唇に力が入りづらいと感じたり、口を閉じにくいと感じる場合があります。
口を閉じる際に閉じにくいと感じるケースは、切開でも起こる場合があります。人中が短くなった分、口が開きやすくなるためです。
口の動きに関する違和感は全員が感じるものではなく、人により個人差があります。また、ボトックス注射の場合は薬の効果が切れるにつれて、口の動きが元に戻ります。
切らない人中短縮としてメジャーな施術であるボトックス注射は、切開とさまざまな点で異なっています。メリットもあればデメリットもありますが、重要な点はどの施術が自分に適しているのかということです。
一概にどの施術が良いとは判断できないため、まずは信頼のおけるクリニックに相談しましょう。もしもクリニック選びに困った場合は、ぜひクリスティーナクリニックにお越しください。
初期研修終了後、NTT関東病院麻酔科、TIクリニック(美容皮膚科)等を経て、2018年にCHRISTINA CLINIC銀座の院長に就任。2016度よりアラガン施注資格認定医。
CHRISTINA CLINIC銀座は特に「小顔」「痩身」「美肌」に力を注いでおり、「切らずに」「すぐに効果が期待できる」施術をメインに提供しております。2020年3月には、「JeisysAward2019」にて、医療ハイフ年間施術数日本一のクリニックとして表彰されました。