COLUMN
「ボトックスとヒアルロン酸の効果の違いを知りたい」
「ボトックスとヒアルロン酸って同時に施術可能?」
「ボトックスとヒアルロン酸ってどっちがいいの?」
ボトックスとヒアルロン酸の違いが分からない、どっちがいいのか知りたいとお悩みの方は少なくないはず。ボトックスとヒアルロン酸はどちらもお悩み部位に薬液を注入することで、美容効果を期待できる施術方法です。
この記事では、ボトックスとヒアルロン酸どちらが合っているのかお悩みの方に向けてそれぞれの特徴についてご紹介していきます。
ボツリヌス菌から美容に有効なタンパク質のみを抽出した成分の医薬品です。厚生労働省にも認可されているため、安心して使用できます。
ボトックスには筋肉の動きを緩める作用があります。その作用を活用して、美容に関するさまざまな悩みを解決してくれます。ボトックスの最大の魅力は、メスを使わずに簡単に施術を受けられることです。
一般的なボトックスの持続効果は3〜4ヶ月です。半永久的に効果が持続するわけではないため、効果を維持するためには定期的に施術を受ける必要があります。
ヒアルロン酸はもともと体内にある成分です。人の皮膚などに存在し、肌のハリや潤いを保つ役割があります。
皮膚の柔軟性や弾力性を支えてくれる「保湿・保水成分」によって、肌の内側からシワなどを改善してくれます。即効性があり、施術後すぐから効果を実感できるのが特徴です。
持続効果は製剤によって異なり、3〜18ヶ月とボトックスと比較しても効果が持続する期間が長くなっています。
ボトックスで期待できる主な効果は以下の5つです。
それぞれ詳しくみていきましょう。
笑ったときにできる目尻のシワ、怒ったときにおでこにできる横ジワ、眉間の縦ジワは表情筋が収縮することでできるシワです。こういった表情筋由来のシワにお悩みの方は、ボトックス注射で筋肉の動きを緩めてあげることで、シワができにくくなります。表情によって表れていたシワを改善することで、無表情のときの薄いシワも目立たなくさせることができるうえに、将来のシワ予防も期待できます。
筋肉が原因のエラ張りは、ボトックス注射が有効です。歯ぎしりや奥歯の噛みしめなどで発達してしまった筋肉をボトックスで緩めてあげることでボリュームダウンでき、フェイスラインがスッキリします。
手のひらやワキなどの汗が気になる方は、患部にボトックス注射をすることで、汗腺に発汗の命令を出している神経伝達物質(アセチルコリン)の放出がブロックされます。このことにより、汗腺からの過剰な発汗を抑えられます。
ふくらはぎが筋肉でぽっこり膨れ上がったししゃも脚は、ふくらはぎのヒラメ筋の過剰な発達が原因です。この発達したヒラメ筋にボトックス注射を打つことで、筋肉をボリュームダウンさせ、女性らしいスラッとした脚へと改善できます。
広頸筋という頸部の筋肉が過度に発達している場合、ボトックス注射をすることで下に引っ張る筋肉の働きが緩和されます。この方法は、口周りからフェイスラインのたるみ改善に効果的です。
ヒアルロン酸で期待できる主な効果は以下の5つです。
それぞれ詳しくみていきましょう。
ヒアルロン酸が内側から肌を持ち上げてくれることで、肌が凹んでしまってできたシワを改善へと導いてくれます。シワ改善と同時に肌のハリも期待できるでしょう。
加齢により肌内側のボリュームがダウンし、たるんでしまった皮膚には土台を作るという目的でヒアルロン酸注入がおすすめです。ヒアルロン酸が内側から肌をボリュームアップさせてくれることで皮膚を引き上げ、たるみ改善が期待できます。
ヒアルロン酸には肌の保水や保湿効果があります。ヒアルロン酸を注入することで、肌の内側からハリやツヤが出て若々しい肌へと導いてくれます。
唇をふっくらさせたい、涙袋を作りたいといった方は、気になる患部にヒアルロン酸を注入することでボリュームアップが期待できます。
ボトックスとヒアルロン酸の選択は、それぞれの肌悩みの原因によって選ぶことをおすすめします。
先述したように、ボトックスは筋肉の動きを緩める、ヒアルロン酸は皮膚のボリュームダウンを補うといった作用があります。
例えば同じシワでも、表情筋由来のものと皮膚のボリュームダウンが原因のシワの2種類に分けられます。前者の表情筋由来のシワであればボトックス、後者の皮膚のボリュームダウンによるシワであればヒアルロン酸が有効的です。
ボトックスとヒアルロン酸にはシワ改善やたるみ改善など同じ作用もあります。しかしその原因が、筋肉によるものなのか肌のボリュームダウンによるものなのかで選択すると、本来の効果を期待できるでしょう。
結局のところ、ボトックスとヒアルロン酸はどっちがいいというものではなく、それぞれの悩みの原因に合わせて選択することが大切ということになります。自分の肌悩みの原因が分からないといった方は医師と相談して決めることがおすすめです。経験と知識が豊富な医師に相談することで、自分の肌悩みにあった薬剤の選択ができるでしょう。
ボトックス・ヒアルロン酸は、メスを入れずに簡単に美容効果が期待できる万能な美容医療です。しかし、結局のところどっちがいいのか悩まれている方は少なくないはず。
ボトックス・ヒアルロン酸どっちがいいのかについてお悩みの方は、医師に相談して決めることをおすすめします。クリスティーナクリニックでは、経験・知識ともに豊富な医師が在住しており、患者様の悩みに合わせた美容医療の選択を得意としています。東京都中央区でボトックス・ヒアルロン酸を考えている方は、ぜひクリスティーナクリニックにお任せください。相談だけも承っておりますので、気軽にお問い合わせください。
初期研修終了後、NTT関東病院麻酔科、TIクリニック(美容皮膚科)等を経て、2018年にCHRISTINA CLINIC銀座の院長に就任。2016度よりアラガン施注資格認定医。
CHRISTINA CLINIC銀座は特に「小顔」「痩身」「美肌」に力を注いでおり、「切らずに」「すぐに効果が期待できる」施術をメインに提供しております。2020年3月には、「JeisysAward2019」にて、医療ハイフ年間施術数日本一のクリニックとして表彰されました。