ボトックスリフトと糸リフトはどう違う？

ボトックスリフトは、輪郭を整えたりフェイスラインのたるみを解消したり、首の縦じわを解消するなどの効果が期待できる施術です。

一方、糸リフトは顔に糸を挿入して皮膚組織から持ち上げる施術法なので、効かせる場所が違いますね。

注入する薬剤は同じです。

ただ、注入箇所や注入する深さなどに違いがあります。

口から顎にかけてのシワが気になる方や手軽にリフトアップしたい方、首のシワが気になる方などにおすすめです。

フェイスラインのたるみの原因のひとつとされている「広頚筋」という筋肉にボトックスを注入します。

フェイスラインはお顔の表情筋と広頚筋がお互いに引っ張り合うことで引き締まった状態が維持できるのですが、加齢とともに筋肉バランスが崩れて表情筋が緩み、広頚筋の働きが強くなってしまいます。

すると皮膚が下に下がってしまい、たるみの原因に繋がってしまいます。

そこで、広頚筋にボトックスを注入することで、広頚筋の働きを抑えてフェイスラインをすっきりとさせます。

ボトックスリフトを行うと、首元のシワも解消されますよ。

ボトックスリフトは、5日から14日くらいで少しずつ効果が出てきます。

ボトックスの引き締め効果で肌にハリが出る感じや、毛穴が目立たなくなる感じなどはあります。

施術時間は10分ほど、ダウンタイムはありません。

痛みが気になる方は麻酔を行ってから施術しております。

体質によって内出血の可能性があります。

赤みや傷跡は比較的早く消失しますが、内出血は1週間から2週間くらいで落ち着いてきますよ。

3ヶ月から4ヶ月くらいです。

この期間で継続して施術を受けていただくことで、効果を持続させることが可能です。

効果が完全に切れる前に再注入することで、持続期間をのばすことができます。

糸リフトとボトックスリフトは、ダウンタイムや効果の持続期間などで違いが出てきます。なので、ダウンタイムなく済ませたい場合はボトックスリフト、効果をできるだけ持続させたい場合は糸リフトになるでしょう。

糸リフトもボトックスリフトも半永久的な効果があるものではないため、効果を持続させるためには定期的に施術を受ける必要があります。

一気に戻ることはありません。

糸リフトの場合は、挿入した箇所の周辺でコラーゲンが作られていますので、老化のスピードを遅くする効果も期待できます。

ボトックスリフトと糸リフトの施術を行い、リフトアップ効果を高めることが可能です。

どのような方法が適しているのかは、お顔の状態を拝見してからご提案させていただきます。