銀座でボトックス｜実はシワだけじゃない！ボトックスのメカニズムや施術の種類について院長がわかりやすく解説！
こんにちは。クリスティーナクリニック銀座です。
当院は、2018年6月に銀座で開院した医院・診療所です。
美容医療クリニックとして美容内科・美容皮膚科の診察・診療を受け付けています。
本日は、〈ボトックスのメカニズム〉についてご紹介致します。
ボトックス注射のボトックスとは
ボトックスとは、ボツリヌス菌から生産されるＡ型ボツリヌス毒素のことですよ。
え、毒素、、毒なんですか？
ボツリヌス毒素といっても、治療で使用するのは生理食塩水で薄めたものをほんの少しです。
安心してください、人体にも安全で副作用はほとんどありません。
ボトックスの歴史
でも、ボツリヌス菌の毒素であるボトックスが治療に使われる始まりは何だったのですか？
実は、1977年に米国で初めて、片目だけが上下または内外を向いている症状の斜視に対して微量のＡ型ボツリヌス毒素が使用されたのが始まりです。
現在ではさまざまな疾患に用いられるようになりました。
アメリカで始まったのですね。
日本ではいつ頃始まったのですか？
アラガン社のＡ型ボツリヌス毒素製剤が1996年に眼瞼痙攣に対して厚生労働省から承認され、2000年に片側顔面痙攣、2001年に痙性斜頸に対する効能で追加承認されました。
美容医療のシワに対してはいつ承認されたのですか？
シワ治療に対してはもう少し後になります。
2009年に美容目的の医薬品として眉間の表情シワに、2016年には目尻の表情シワの治療として厚生労働省から追加承認されました。
ボトックスが作用するメカニズム
ボトックス注射は、どのように作用してシワが解消されるのでしょう？
ではまず、シワができる原因からお話しましょう。
シワの原因も色々ありますが、筋肉が過度な緊張によって硬直してしまうことも大きな原因の1つです。
ボトックス注射は、この緊張を和らげることでシワを解消するものになります。
具体的にどうやって筋肉の緊張を和らげるのでしょう？
末梢の神経筋接合部の神経終末内ではアセチルコリンという神経伝達物質が放出されています。
ボトックス注射の注入により体内に取り込まれたＡ型ボツリヌス毒素は、アセチルコリンの放出を抑制します。
これにより神経筋伝達が阻害され、緊張した筋肉が緩みシワが解消されるのです。
一度ボトックス注射を打つと、ずっとシワができないということですか？
いいえ、Ａ型ボツリヌス毒素によって神経筋伝達が阻害された神経は、軸索側部という部分から新しい神経枝（側副枝）が生えて神経伝達の代行機能を果たします。
そのため、数か月後には再開通し筋弛緩作用はなくなります。
さらに時間が経過すると、毒素の作用を受けていた神経筋接合部の機能が回復し、機能代行していた側副枝が小さく縮み役目を終えます。
つまり、元に戻ってしまうというのですか？
そうですね。
元に戻るということは、悩みのシワにとってデメリットでありますが、安全性が高いということでもあります。
ボトックス利用した治療
ボトックスを利用した治療には、どんなものがあるのですか？
当院では、シワ治療以外にも下記のような治療にもボトックスを使用した施術を行っております。
ご興味がある方はご覧になってみてくださいね。
こんなに様々な施術にボトックスが使われているのですね！
まとめ
ボトックスの歴史や安全と言われる理由がとてもよくわかりました！
それはよかったです！
これからボトックス注射を検討する際の参考になれば嬉しいです。
さっそくカウンセリングを予約します！
当院は、お客様に少しでもリラックスいただきながら、お悩みや目的の解決を安心してお任せいただけるようなワンランク上の診療・診察環境を目指しております。
ご来院、ぜひお待ちしております！
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ボトックス注射っていろいろな治療に使われてますね！
そういえば、ボトックス注射の「ボトックス」って何ですか？