トーニングとは?スキンケアとの関係性やクリニックで扱う施術を解説

COLUMN

レーザートーニングは、簡単に言うとシミの原因であるメラニンを少しずつ分解していく施術です。

レーザー光をシャワーのように柔らかく均一に照射するため、肌に炎症を起こすことなくメラニンを分解することが可能です。

治療時間は約10〜20分と非常に短い時間で終わりますが、術後は肌が乾燥しやすい状態になるため、保湿を中心としたスキンケアを入念に行う必要があります。

トーニングとは

トーニングとは英語でtoningと書きます。

日本語訳は、調子を良くすること、または調整することです。

美容においてのtoningは、肌を整えること、皮膚表面の調整を行うことを意味します。

また、セルフケアでのトーニングは主に収れん化粧水のことを指し、クリニックでのトーニングはレーザートーニングのことを指すことが一般的です。

スキンケアで可能なトーニング

スキンケアで可能なトーニングといったら、トーニングローションやトーニングクリームなどがその例です。

トーニングローションは収れん化粧水に該当するアイテムで、皮脂を抑え、肌のキメを整える役割があります。

トーニングクリームは顔や体の皮膚のハリ感アップや、引き締め効果が期待できます。

コンシーラーなど、肌の色を調整するアイテムもセルフで可能なトーニングです。

クリニックで扱うトーニング

クリニックでのトーニングといえば、レーザートーニングを指します。

皮膚の奥にある真皮上層にまでレーザー光が届くことでメラニン分解だけでなく、コラーゲンも生成されるため美肌効果が期待できます。

従来のレーザー機器よりも低刺激で、肌への負担を軽減しながらの施術が可能です。

レーザートーニングの効果

レーザートーニングは微弱なパワーのレーザー光を均一に肌に照射するため、皮膚に炎症を起こすことなくメラニンを分解することが可能です。

そのため、過去には治療が難しいとされてきた肝斑にも効果が期待できます。

また、シミやくすみ、そばかすといったメラニンが関係する肌トラブル以外にも、毛穴の引き締め効果も期待できます。

ただし1度の施術で劇的な効果が見込める訳ではなく、1〜2週間おきの継続治療を受けることが必要です。

ダウンタイムと副作用

レーザートーニングは肌への負担を極力抑えた施術なので、ダウンタイムは数時間内で終わる

ケースがほとんどです。

副作用には赤み・かゆみ、発疹やニキビがあり、まれなケースとして内出血が起こる可能性があります。

また、レーザートーニング後は肌の水分が蒸散するため、数日間は肌が乾燥しやすくなります。

施術後はこまめに保湿をしましょう。

レーザートーニングが受けられない人

レーザートーニングは、以下に該当する人は受けられません。

・照射希望部位に炎症性疾患がある人

・妊娠中の人

・ケロイド体質の人

・その他の理由で医師に適応がないと判断された人

ご不安な際は、カウンセリングでご相談ください。

レーザートーニングの前に重要なスキンケアとは

施術前のクレンジング・洗顔が重要です。

汚れやメイクをしっかり落とすことでレーザートーニングの作用が十分に発揮されます。

クリニックによっては簡易的な洗顔しか置いていない場合もありますので、できたらメイクしていない状態でのご来院をおすすめします。

レーザートーニング後に重要なスキンケアとは

レーザートーニング後は肌が乾燥しやすく敏感な状態になっています。

そのため術後の注意点は保湿の徹底です。

また、患部への刺激を抑えるため、擦ったり、引っ掻いたり、摩擦が起きないよう注意して過ごしてください。

保湿の徹底

乾燥状態の肌は、バリア機能が低下し外部からの刺激に非常に弱くなった状態です。

バリア機能が低下すると敏感肌になり、赤みやかゆみを引き起こす可能性があるだけでなく、毛穴の炎症や吹き出物の発生など、様々なリスクにつながります。

レーザートーニング後は入念に保湿を行い、肌を外部の刺激から守りましょう。

レーザートーニングはどのような人におすすめ?

レーザートーニングは、以下の項目に該当する人におすすめです。

・継続して治療に通える人

・肌への負担や痛みを抑えた治療を検討している人

・ダウンタイムのない施術を検討している人

・肌の内側からきれいになりたいと思っている人

・シミや肝斑の症状で悩んでいる人

上記でもっとも重要な点は、継続して治療に通えるかどうかです。

継続を含めて、いくつかの項目が当てはまりましたら、ぜひレーザートーニングを検討してみてはいかがでしょうか。

クリスティーナクリニックが行うレーザートーニング

クリスティーナクリニックのレーザートーニングは「フォトナQX」という機械を使用しています。

肝斑やシミにお悩みの方だけでなく、毛穴の引き締め効果や肌のハリ・ツヤ改善にも効果が期待できます。

痛みやダウンタイムはほとんどなく、施術自体も10分程で終わります。

レーザートーニングは、回数を重ねることで透明感のある肌を目指すことができる施術です。

レーザートーニングについてご不明な点がある際は、当院までお問い合わせ下さい。

まとめ

クリニックでのトーニングとは、主にレーザートーニングのことを指します。

肌の調子を整えるために有効な施術で、肌への負担を極力抑えて治療を行うためダウンタイムはほとんどありません。

施術効果を十分に引き出すためには、施術前後のスキンケアが大切です。

術後は特に肌が乾燥するため、保湿を入念に行いましょう。

レーザートーニングで高い効果を実感するには、継続して治療に通う必要があります。

記事監修医プロフィール

松島桃子

CHRISTINA CLINIC銀座(クリスティーナクリニック銀座)

URL:https://christina-clinic.com

院長 / 松島桃子

初期研修終了後、NTT関東病院麻酔科、TIクリニック(美容皮膚科)等を経て、2018年にCHRISTINA CLINIC銀座の院長に就任。2016度よりアラガン施注資格認定医。
CHRISTINA CLINIC銀座は特に「小顔」「痩身」「美肌」に力を注いでおり、「切らずに」「すぐに効果が期待できる」施術をメインに提供しております。2020年3月には、「JeisysAward2019」にて、医療ハイフ年間施術数日本一のクリニックとして表彰されました。

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