リジュランのダウンタイムの症状は?ダウンタイムの期間と経過・過ごし方を解説

COLUMN

リジュランは、肌の再生力を高める美容注射として注目されています。そんなリジュランですが、「ダウンタイムはどれくらい続くの?」「赤みや腫れが心配」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、リジュランのダウンタイムを詳しく解説します。また、部位別や注入方法ごとの経過、ダウンタイム中の注意点、よくある質問なども併せて紹介します。

この記事を読めば、リジュランのダウンタイムの実態を理解できるので、安心して施術を受けたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。


リジュランのダウンタイム中にみられる症状

リジュランは、加齢による肌の弾力低下や小ジワにアプローチできる美容注射として人気がありますが、施術後は一定のダウンタイムが伴います。初めて施術を受ける方にとっては、どのような症状が出るのか、どれくらい続くのかが気になるポイントではないでしょうか。

ここでは、リジュランのダウンタイムで現れる主な症状とその特徴などを詳しく解説していきます。

痛み

リジュランの施術は細い針で真皮層に薬剤を注入するため、施術中および施術後に軽い痛みを感じるケースがあります。特に、目元や額など皮膚が薄い部位ではチクチクとした刺激を感じやすく、感受性の高い方はやや強い痛みを感じることもあります。

施術後の痛みは、数時間程度で自然に落ち着いていくことが一般的です。しかし、皮膚の敏感さや体調によっては痛みが長引くこともあります。必要に応じて保冷剤などで冷却を行うと快適に過ごせるでしょう。

腫れや赤み

リジュラン注射後には、注入部位に軽度の腫れや赤みが生じることが多くあります。これは、針による物理的刺激や薬剤そのものに対する一時的な反応です。多くの場合、腫れや赤みは数時間~翌日までに徐々に引いていきますが、体質や肌の状態によっては2~3日程度続くこともあります。

メイクでカバー可能な程度であることがほとんどですが、大切な予定の直前に施術を受けるのは避け、ダウンタイムに余裕をもたせたスケジュールを立てるようにしましょう。

内出血

細い針を使用するとはいえ、毛細血管に触れることで内出血が起こることがあります。皮膚が薄く血管が浮きやすい目元はリスクがやや高めです。内出血は赤紫色や青あざのようにみえることがありますが、数日〜1週間ほどで自然に薄れていきます。

内出血をできるだけ防ぐためには、施術前後の飲酒や激しい運動、サウナなど血行を促進する行動は控えることが大切です。また、内出血が起きた場合でも、コンシーラーなどの化粧で目立たなくすることが可能です。

ボコボコ

リジュランの注射直後には、注入箇所が蚊に刺されたようにボコボコと盛り上がってみえることがあります。これは薬剤が皮膚の下に一時的にとどまっている状態であり、多くの場合1〜3日ほどで自然に平らになります。

このボコボコは「真皮層に薬剤が届いているサイン」のため、異常な症状ではありません。ただし、長期間ボコボコが残ったり、しこりのように硬く感じたりする場合は、自己判断せず施術を受けたクリニックへ相談しましょう。

アレルギー反応

リジュランの主成分であるポリヌクレオチド(PN)は、サーモン由来の天然成分であり、アレルギー反応が起きにくいとされています。しかし、まれに成分に対して過敏に反応する体質の方もおり、発疹・強いかゆみ・腫れなどがみられるケースも報告されています。

通常のダウンタイム症状と異なり、アレルギー反応は悪化する可能性があるため、異常を感じた場合は速やかに医療機関へ相談することが大切です。自己判断で市販薬を使用するのは避け、医師の指示に従いましょう。

リジュランのダウンタイムの期間と経過

リジュラン注射は、肌の再生力を高める美容治療ですが、施術後にはある程度のダウンタイムが伴います。ダウンタイムの経過を正しく理解しておくことで、施術後の不安が軽減され、安心して肌の変化を見守れるでしょう。

ここでは、リジュランの施術後にみられる症状がどのように変化していくのか、期間ごとにわかりやすく解説します。

施術当日

施術当日は、注入直後から注射部位にふくらみや赤み、軽度の痛みを感じます。特に、ボコボコとしたふくらみは、リジュラン特有の症状です。施術部位の火照りやヒリヒリ感も一時的にみられますが、数時間で落ち着くことが多いです。帰宅後はメイクを避け、冷却や保湿で肌を安静に保つことが大切です。

翌日

翌日は、赤みや腫れが少し残るものの、前日よりも明らかに軽減していることが一般的です。ボコボコ感が多少まだある場合がありますが、通常はメイクでカバーできる程度まで落ち着きます。内出血が生じた場合、この時期に現れることが多いです。紫〜青っぽい痕が目立つ場合もありますが、焦らず経過を見守りましょう。外出や仕事への復帰も可能な段階です。

3日後

施術から3日が経過すると、赤み・腫れ・ボコボコなどの症状はほとんどが自然に落ち着いてきます。このころには、肌のつっぱり感やヒリヒリ感もなくなり、通常のスキンケアが問題なくできるようになるでしょう。ただし、内出血が強く出た場合は、まだ多少の色味が残っていることがあります。保湿をしっかりして、肌をやさしくケアしましょう。

1~2週間後

1週間を過ぎると、リジュランのダウンタイムはほぼ完了と考えてよいでしょう。赤み・腫れ・ボコボコは完全に引いて、内出血もほぼ消失します。この時期から、リジュランの効果が本格的に現れ始め、肌のハリやツヤ、キメの変化を実感できる方が増えてきます。多くのクリニックで2回目以降の施術の相談が可能となる時期です。

【施術部位別】リジュランのダウンタイムの経過

リジュラン注射は、部位によってダウンタイム中の症状や回復のスピードに差があります。
下の表では、部位別にリジュランのダウンタイム症状と経過の目安をまとめました。

施術部位 主なダウンタイム症状 経過期間の目安
目の下 赤み、腫れ、ボコボコ感、内出血 約3日〜5日で落ち着く
赤み、ボコボコ感、内出血、つっぱり感 約1〜3日で落ち着く
頬・額・眉間 赤み、軽度の腫れ、ボコボコ感、つっぱり感 約1〜2日で落ち着く
口周り・フェイスライン 赤み、腫れ、内出血、ボコボコ感 約1〜2日で落ち着く

ここでは、施術の部位別にリジュランのダウンタイムの経過を解説します。

目の下

目の下は皮膚が薄く、デリケートなため、ダウンタイム中は赤みやボコボコとしたふくらみが特に目立ちやすい部位です。施術直後は涙袋のようなふくらみが生じ、違和感を覚える方もいますが、これはリジュランの薬剤が皮下にとどまっている状態であり、徐々に吸収されていきます。3日目以降から落ち着き始め、5日〜1週間ほどで自然になじんでいきます。

首へのリジュラン注射では、細かく点状に注入された箇所が赤くなり、ボコボコした見た目になることが多いです。施術直後はつっぱるような感覚や軽いむくみを感じる場合がありますが、1〜3日程度で軽快します。

皮膚が薄い首は、顔よりも凹凸が目立ちやすいため、術後の紫外線対策やダウンタイム隠しのために、ストールやマフラーなどをクリニックに持参することがおすすめです。

頬・額・眉間

頬や額、眉間は比較的皮膚が厚い部位ですが、施術直後は注入箇所に赤みやボコボコ、つっぱり感が生じます。1〜2日程度で自然に肌になじみ、元のなめらかな状態に戻っていきます。

口周り・フェイスライン

口周りやフェイスラインは血流が豊富なため、注射後の赤みや内出血が比較的起こりやすい部位です。赤みやボコボコは1〜2日程度で軽快しますが、内出血が生じた際は紫色〜黄色に変化しながら1週間ほどかけて消退していきます。

【注入方法別】リジュランのダウンタイムの経過

リジュラン注射は、施術方法によってダウンタイムの症状や回復期間に差が出ることがあります。ここでは主に「機械打ち(水光注射)」と「手打ち」に分けて、それぞれのダウンタイム経過を比較しながら解説します。

機械打ち(水光注射)

機械打ちは、肌全体に均一に細かく薬剤を注入できる方法で、ダウンタイム症状としては点状の赤みが出やすい傾向があります。回復は比較的早く、翌日〜3日以内に軽快します。

また、施術直後はメイクができないことが多いため、ダウンタイムを考慮したスケジュール管理が重要です。

水光注射のダウンタイムを知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しています。

水光注射のダウンタイムがひどいといわれるのはなぜ?ダウンタイムを早く治す方法も解説

手打ち

手打ちは、医師が一点ずつ丁寧に薬剤を注入する方法で、ターゲット部位への効果的なアプローチが可能です。ただし、皮膚の深部にしっかり注入されるため、ダウンタイム中はボコボコとしたふくらみや内出血が起こるケースが多くみられます。

回復には2〜5日程度を要し、特に赤みや腫れは施術部位によって差が出やすいのが特徴です。美肌効果は高いものの、予定に余裕のある時期の施術がおすすめです。

当院は、一人ひとりの肌悩みに寄り添い、丁寧なカウンセリングで最適な施術プランをご提案いたします。肌の奥深くから潤いを与え、透明感とハリのある美肌へ導きます。施術を検討している方は、ぜひクリスティーナクリニックにご相談ください。

リジュランのダウンタイムの注意点と過ごし方

リジュラン施術後の肌は、とてもデリケートな状態です。ダウンタイム中の過ごし方によって、回復のスピードや仕上がりに大きな差が出ることもあります。ここでは、注意すべきポイントや適切なケア方法を詳しく解説します。

施術箇所を触らない

リジュラン注入後の肌は非常に敏感で、軽い刺激でも炎症や感染につながるおそれがあります。特に、施術当日は無意識に触れやすいため注意が必要です。手指に付着した雑菌や衣類との摩擦によって赤みや腫れが悪化することもあるため、日常生活の中で患部にできる限り触れないよう心がけましょう。メイクやスキンケアの際も、やさしく肌に触れることが大切です。

施術後は患部を冷やす

注入直後は赤みや熱感、腫れが現れることがありますが、これは体の自然な反応です。冷却することで炎症を和らげ、ダウンタイムの軽減が期待できます。冷やす際は清潔なガーゼやタオルに保冷剤を包んで、患部に軽く当てて5〜10分ほど冷却しましょう。直接肌に保冷剤を当てたり、長時間の冷却は逆効果になったりする場合があるため注意が必要です。

入浴・サウナ

施術当日は入浴やサウナは避け、ぬるめのシャワーに留めるのが理想です。体が温まると血行が促進され、施術箇所の腫れや内出血が悪化するおそれがあります。サウナや岩盤浴など高温環境は、注入後3日程度は避けるようにしましょう。再開する際は、肌の状態をよく観察し、赤みや腫れが完全に引いてからにすると安心です。

運動

激しい運動によって体温や血流が上がると、施術部位の腫れや内出血が広がる可能性があります。そのため、リジュラン施術後2〜3日は過度な運動は控えた方がよいでしょう。特に、ジムでのトレーニングやランニング、ヨガのホット系などは避けるのが無難です。軽いウォーキングやストレッチは問題ありませんが、あくまで様子をみながら再開してください。

スキンケア・パック

リジュラン注入後の肌はバリア機能が低下しており、乾燥しやすくなっています。そのため、保湿を重視したスキンケアが不可欠です。化粧水や乳液は、低刺激で無香料・無添加のものを選ぶと安心です。

また、紫外線は炎症後色素沈着の原因にもなるため、日焼け止めを必ず使用しましょう。外出時は日傘や帽子などで、物理的に紫外線をカットするのもおすすめです。

メイクや化粧

施術翌日からメイクは可能とされていますが、患部の状態によってはさらに1〜2日待つのが望ましいこともあります。赤みや腫れが強く残っている場合は、ファンデーションなどで無理に隠すのではなく、肌の回復を優先しましょう。使用する化粧品は、ミネラルファンデーションやノンケミカル処方のものなど、肌への負担が少ない製品を選ぶのがおすすめです。

お酒

アルコールを摂取すると血行が促進され、施術部位の赤みや腫れが悪化するおそれがあります。特に、施術当日〜翌日は体内の炎症反応が強く出やすいため、飲酒は控えましょう。また、内出血や浮腫みを長引かせる原因にもなり、ダウンタイムを不必要に延ばす可能性もあります。肌の状態が安定するまでは控えると安心です。

リジュランのダウンタイムに関するよくある質問

リジュラン注射は小ジワやハリのない肌に効果的な治療ですが、施術後の過ごし方やダウンタイムの長さなど、多くの方が不安や疑問を感じています。ここでは、よくある質問にわかりやすく回答します。

リジュランのダウンタイムは何日くらいですか?

リジュランのダウンタイムは個人差がありますが、一般的には2〜5日程度で落ち着くケースが多いです。赤みや腫れ、小さな針跡が気になるのは施術当日〜翌日がピークで、その後徐々に改善していきます。

ただし、内出血が起きた場合は1週間ほどかかることもあるため、大切な予定がある場合は余裕を持って施術日を設定しましょう。アフターケアによっても、回復スピードは変わります。

リジュランの水光注射での機械打ちと手打ちの違いは何ですか?

機械打ちは、専用機器を用いて均一に薬剤を注入する方法で、施術時間が短く広範囲に対応しやすいのが特徴です。一方、手打ちは医師の手によって気になる部位にピンポイントで丁寧に注入できるため、効果を実感しやすいですが、腫れや赤みがやや出やすい傾向があります。

仕上がりやダウンタイムの出方に差があるため、目的や希望に合わせて選ぶとよいでしょう。

リジュランを韓国で施術する場合、日本との違いはありますか?

韓国ではリジュランの施術が広く普及しており、比較的費用が安価な点が魅力です。また、施術のバリエーションも多いことが美容大国ならではのメリットです。

ただし、言語の壁やアフターケアの体制に不安になることもあるようです。日本では丁寧なカウンセリング、安全性やアフターサポートが充実している点が大きなメリットです。自分の求める施術環境に合わせて選びましょう。

当院は、一人ひとりの肌悩みに寄り添い、丁寧なカウンセリングで最適な施術プランをご提案いたします。肌の奥深くから潤いを与え、透明感とハリのある美肌へ導きます。施術を検討している方は、ぜひクリスティーナクリニックにご相談ください。

まとめ

この記事では、リジュランのダウンタイムの症状を解説しました。

リジュラン注射のダウンタイムでは、赤み・腫れ・内出血・ボコつきなどの症状がみられます。症状の程度や持続期間は施術部位や注入方法によって異なりますが、多くは数日〜1週間で落ち着きます。適切なケアと注意点を押さえることで、回復を早めることが可能です。

この記事を参考に、自分に合った施術方法を選び、適切なアフターケアでリジュランの効果を最大限に引き出しましょう。

記事監修医プロフィール

松島桃子

CHRISTINA CLINIC銀座(クリスティーナクリニック銀座)

URL:https://christina-clinic.com

院長 / 松島桃子

初期研修終了後、NTT関東病院麻酔科、TIクリニック(美容皮膚科)等を経て、2018年にCHRISTINA CLINIC銀座の院長に就任。2016度よりアラガン施注資格認定医。
CHRISTINA CLINIC銀座は特に「小顔」「痩身」「美肌」に力を注いでおり、「切らずに」「すぐに効果が期待できる」施術をメインに提供しております。2020年3月には、「JeisysAward2019」にて、医療ハイフ年間施術数日本一のクリニックとして表彰されました。

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