ジュベルックのしこりは治る?原因やいつ消えるか・治し方と予防法を解説

COLUMN


ジュベルックが気になっているものの、「本当に大丈夫なの?」「しこりができたらどう対処すれば良いの?」と不安に感じている方も少なくありません。

そこでこの記事では、ジュベルックのしこりの原因や対処法を解説します。また、施術方法による違いやしこりを防ぐためのポイントも併せて紹介します。

この記事を読めば、しこりができる理由や対処の方法を理解できるので、不安を減らして施術を検討したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。


ジュベルックの施術後にしこりができる原因は?

ジュベルックの施術後にしこりを感じる原因として、以下の3つが挙げられます。

  • 薬剤が十分に混ざっていない
  • 同じ部位に集中して注入される
  • 注入方法が肌質に合っていない

それぞれ解説します。

薬剤が十分に混ざっていない

ジュベルックは粉末を溶解して使用する製剤であるため、準備段階で薬剤が均一に混ざっていることが重要です。

撹拌が不十分な場合は、粒子が均一に分散せず塊のように残ることがあり、これが触れたときの硬さにつながります。そのため、注入そのものだけでなく、製剤の準備工程まで丁寧に管理されているかどうかも仕上がりに関わるポイントです。

同じ部位に集中して注入される

一箇所への過量投与は、しこりの一因になりうるとされています。ジュベルックは複数回に分けて進める施術であるため、毎回の設計が偏らないよう全体のバランスを見て調整する視点が必要です。

特定の箇所に注入が集中すると、薬剤が局所に残りやすくなります。こうした偏りは、触れたときの硬さや見た目の凹凸につながることがあります。回数を重ねる場合も、前回の経過や仕上がりを踏まえて注入部位を見直すことが重要です。

注入方法が肌質に合っていない

ジュベルックは手打ちや機器を使った導入など、方法の選択肢がある施術です。それぞれ薬剤の入り方や広がり方、肌への作用機序が異なります。

同じ製剤でも、肌状態に合う施術方法が仕上がりに影響します。手打ちは細かな調整がしやすい反面、量や深さの偏りに注意が必要です。一方で、機器を使う方法も、部位や肌質によって向き不向きが分かれます。

当院では、ジュベルックで肌のハリ、毛穴、小じわの改善を目指します。PDLLA成分が線維芽細胞を刺激してコラーゲン生成を促し、肌のハリや弾力の向上をサポートします。手打ちと機械打ちから一人ひとりの肌状態に合わせた施術を提案し、表面麻酔などを用いて施術時の痛みに配慮しています。根本的な肌質改善を目指したい方は、ぜひご相談ください。

ジュベルック注入後のしこりはいつ消える?

ジュベルックの成分はポリ乳酸(PDLLA)と非架橋ヒアルロン酸です。ジュベルック注入後の非架橋ヒアルロン酸による一時的な膨らみは、多くの場合数時間~数日で落ち着くのが一般的です。

しかし、成分の偏りなどで生じたPDLLAのしこりは、自然に分解されるまで1〜2年ほどかかるケースがあります。

体質によって赤みや腫れ、硬さがしばらく続くこともありますが、経過が長引く場合や違和感が強い場合は、施術を受けたクリニックへ相談しましょう。

ジュベルック注入後のしこりのリスクは施術方法で変わる?

しこりの感じ方は、施術方法によっても変わることがあります。ここでは、施術方法ごとのしこりの出方の違いを解説します。

  • 手打ちでは局所的にしこりを感じやすい
  • ポテンツァではしこりが目立ちにくい

それぞれ解説します。

手打ちでは局所的にしこりを感じやすい

手打ちは細かな調整がしやすい一方で、局所的な偏りが出ることがあります。注入量や深さを部位ごとに調整しやすい点はメリットですが、施術者の技術によって仕上がりに差が出やすい方法でもあります。細かな設計ができるからこそ、経験のある医師選びが欠かせません。

手打ちのジュベルックの効果を詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

手打ちのジュベルックは効果が高い?期待できる効果と機械打ちや他の施術との違いを解説

ポテンツァではしこりが目立ちにくい

ポテンツァニードルは、先端に無数の極細針が付いた機械を用いて、肌表面に熱を加えつつ薬剤を入れ込む施術です。比較的均一に肌に薬剤を届ける方法であるため、局所的な偏りや一部への集中が起こりにくいと考えられています。

ただし、肌状態や施術部位によって、ダウンタイム中の見え方は個々で異なります。施術方法だけでなく、自分の肌質に合っているかも確認しておくことが重要です。

ジュベルックの手打ちとポテンツァはどちらが効果的かを詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

ジュベルックは手打ちとポテンツァのどっちが効果的?違いや特徴と効果・選び方も解説

ジュベルックでしこりができた後の注意点

ジュベルックでしこりができた場合、自己判断で強く触らないことが大切です。無理に押し出そうとしたり、何度も刺激を与えたりすると、患部に負担がかかることがあります。

違和感が強いときや赤み、痛みが続くときは、施術を受けたクリニックへ早めに相談しましょう。異常を感じた場合は放置せず相談することが大切です。

ジュベルック注入後にできたしこりの治し方

ジュベルック注入後にできたしこりは、まず経過を観察することが基本です。気になっても自己判断で強く押したり、無理にマッサージしたりしないようにしましょう。違和感がある場合は、施術を受けたクリニックに相談することが大切です。

小さなしこりでは医師の指示のもと指で押したり、高周波(RF)で馴染ませたりします。それでも消失しない場合は、ステロイドの局所注射で対応するケースもあります。

しこりの大きさや状態によって、クリニックごとに対応が異なることがありますので、まずは施術を受けたクリニックに相談しましょう。

ジュベルック注入後のしこりを防ぐ方法

治し方だけでなく、防ぐための視点も押さえておきたいところです。しこりのリスクを抑えるポイントは、主に以下の5つです。

  • 施術経験のある医師を選ぶ
  • 適切な層に注入してもらう
  • 注入量を調整してもらう
  • 薬剤を均一に混ぜてもらう
  • 皮膚が薄い部位は慎重に施術を受ける

それぞれ解説します。

施術経験のある医師を選ぶ

しこりを防ぐうえで、施術経験のある医師を選ぶことは重要なポイントです。ジュベルックは、量や深さ、部位ごとの設計が仕上がりに関わる施術です。経験がある医師ほど、肌状態に応じた調整ができます。

特に、複数回の施術では、前回の経過を踏まえた判断が必要になります。ジュベルックは通常、月1回を3回ほど受けるのが目安です。初回だけでなく、2回目以降の設計まで見据えて相談できるかを確認しておくと安心です。

適切な層に注入してもらう

適切な層に注入してもらうことは、しこり予防の基本です。ジュベルックは、肌の浅い表面ではなく、真皮層に働きかけることを目的とした施術です。そのため、浅すぎる層では表面に影響が出やすくなります。

部位ごとの皮膚の厚みに合わせた調整が必要です。皮膚が薄い部位では、少しの差でも違和感につながることがあるので注意が必要です。

注入量を調整してもらう

注入量を調整してもらうことも、しこりを防ぐうえで欠かせません。一箇所に量が集まると、薬剤が分散しにくくなり局所的な偏りにつながることがあります。

そのため、大きな変化を急がず、適量で進めることが大切です。回数を分けて様子を見ながら調整する方が、肌状態に合わせやすい場合もあります。施術前に、今回の量と今後の進め方を確認しておくと安心です。

薬剤を均一に混ぜてもらう

薬剤を均一に混ぜる工程も、見落とせない予防ポイントです。ジュベルックは粉末製剤であり、施術前に適切な溶解と撹拌が必要になるため、この工程が不十分だと粒子の偏りが生じることがあります。

準備段階の精度も、施術後の触感や見た目のなめらかさに影響します。均一に混ざっていないと、一部に塊のような違和感が出る原因にもなり得るため、信頼できるクリニック選びが大切です。

皮膚が薄い部位は慎重に施術を受ける

皮膚が薄い部位は、見た目にも触感にも変化が出やすいため、ほかの部位以上に慎重な施術が求められます。わずかな凹凸でも目立ちやすい部位なので、一度に欲張らず、複数回に分けて進めるとリスクを低減できるでしょう。

ジュベルックのしこりでよくある質問

最後に、ジュベルックのしこりに関してよくある質問をまとめます。施術前後に気になりやすい疑問をまとめているので、判断に迷ったときの参考にしてみてください。

鼻や頬、目の下にできたしこりは治療で治りますか?

部位によって対応は異なりますが、時間の経過とともに軽快する可能性があります。ジュベルックは体内で徐々に分解される性質を持つため、自然になじむケースも多いです。

ただし、皮膚が薄い部位では違和感が長引くこともあります。不安が続く場合は、部位にかかわらず医師に相談することが大切です。特に、赤みや痛みが目立つ場合は自己判断を優先せず、すぐに診てもらうと安心です。

ジュベルックボリューム(レニスナ)はしこりになりやすいですか?

ジュベルックボリュームは、通常のジュベルックと同じ基準では比べにくい製剤です。主成分は同じPDLLAですが、粒子の大きさや濃度、注入する層が異なります。ジュベルックは肌質改善向け、ジュベルックボリュームはボリューム補充向けとして使い分けられるのが一般的です。

そのため、しこりのリスクも施術目的や注入部位によって異なります。製剤名だけで単純に判断せず、どの悩みに対してどの層へ使うのかを確認しておくと安心です。

リジュランとジュベルックでは、どちらがしこりのリスクが高いですか?

しこりのリスクが比較的高いのは、ジュベルックです。ジュベルックは、注入層が浅すぎたり一箇所に集中したりすると、まれにしこりが生じる可能性があります。

一方、リジュランのポリヌクレオチド(PN)成分は、しこりのリスクは基本的に無いとされています。

ジュベルックとリジュランの違いをさらに詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみて下さい。

ジュベルックとリジュランの違いを徹底解説!リズネやスキンボトックスとの違いや同時施術についても紹介

しこりニキビのような状態になっても改善しますか?

進行中のしこりニキビの場合、まずは保険皮膚科での炎症治療を優先する必要があります。すでに炎症が治まり、硬いしこり(ニキビ跡の膨らみ)として残った状態であれば、ジュベルックによる改善が期待できます。

ジュベルックで肌内部のコラーゲン生成を促し、徐々に凹凸を滑らかに整えます。しかし、肌状態によっては他の施術が適していることもあるので、まずは自身の症状に合うか医師に相談してみてください。

ジュベルックで写真やブログで見るようなしこりになった場合、改善できますか?

しこりの見え方や感じ方には個人差があり、撮影条件によって印象も変わります。不安が強いときは、実際の状態を医師に確認してもらうのが安心です。

ジュベルックは経過とともになじみますが、判断に迷う場合は受診し、今の状態が通常の経過に含まれるか確認しましょう。

当院では、ジュベルックで肌のハリ、毛穴、小じわの改善を目指します。PDLLA成分が線維芽細胞を刺激してコラーゲン生成を促し、肌のハリや弾力の向上をサポートします。手打ちと機械打ちから一人ひとりの肌状態に合わせた施術を提案し、表面麻酔などを用いて施術時の痛みに配慮しています。根本的な肌質改善を目指したい方は、ぜひご相談ください。

まとめ

この記事では、ジュベルックのしこりの原因や対処法を解説しました。ジュベルックのしこりは、注入量や注入層のずれ・薬剤の分散不足・施術方法の相性などで生じることがあります。

時間とともに落ち着く場合もありますが、赤みや痛みが続くときは早めに相談すると安心です。しこりを防ぐためには、肌状態や部位に合った方法を選択することが重要です。

この記事を参考に、ジュベルックのしこりへの不安や注意点を理解したうえで施術を検討しましょう。

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記事監修医プロフィール

松島桃子

CHRISTINA CLINIC銀座(クリスティーナクリニック銀座)

URL:https://christina-clinic.com

院長 / 松島桃子

初期研修終了後、NTT関東病院麻酔科、TIクリニック(美容皮膚科)等を経て、2018年にCHRISTINA CLINIC銀座の院長に就任。2016度よりアラガン施注資格認定医。
CHRISTINA CLINIC銀座は特に「小顔」「痩身」「美肌」に力を注いでおり、「切らずに」「すぐに効果が期待できる」施術をメインに提供しております。2020年3月には、「JeisysAward2019」にて、医療ハイフ年間施術数日本一のクリニックとして表彰されました。

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