リジュランは効果ない?効果ないといわれる理由と効果を実感できる方法を解説

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リジュランは、肌の再生力を高めるエイジングケアとして注目されている施術です。そんなリジュランですが、「効果ないのでは?」「本当に肌が変わるの?」と気になる方は多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、リジュランの効果がないと感じる理由や対処法を解説します。また、適している肌悩みや効果を高めるポイントも併せて紹介します。

この記事を読めば、リジュランの本来の効果と正しい受け方を理解できるので、「自分に合う施術を見極めたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。


リジュランは効果ないといわれる理由

肌の再生医療として注目されているリジュランですが、実際に施術を受けた人の中には「リジュランは効果がなかった」と感じる方も少なくありません。ここでは、リジュランが「効果ない」と感じられる主な理由を具体的に解説していきます。

すぐに効果を実感できなかった

リジュランの効果は、施術直後に劇的に現れるものではありません。リジュランは、ヒアルロン酸のように施術後すぐに変化が実感できる製剤ではなく、時間をかけて肌の状態を改善していく製剤です。

多くの方は2〜4週間後から肌のハリや弾力に変化を感じ始めます。さらに、2回、3回と回数を重ねていくことで、肌全体の質感が変わってきたと実感する方が多いです。即効性を期待していた方には物足りなく感じるかもしれませんが、継続することが重要です。

効果が永久的に持続すると思っていた

リジュランは、残念ながら一度の施術で永久に若々しさが保たれるわけではありません。注入されたPN(ポリヌクレオチド)は体内に吸収されていくため、半年から1年ほどで自然に効果が薄れていきます。肌質改善やエイジングケアを継続的に行いたい場合は、3〜4回連続して施術を受けた後、年に1〜2回程度のメンテナンス施術が必要です。

「一度受ければもう大丈夫」と思っている方は、時間とともに効果が薄れた際に「効果がない」と感じやすい傾向にあります。

肌悩みが改善しなかった

リジュランは肌再生を促す目的で開発された施術であり、すべての肌トラブルに対して万能な治療ではありません。筋肉のゆるみによるたるみや、骨格に起因する深いしわには効果が限定的です。

また、ニキビ跡や色素沈着、毛穴の開きなどの悩みに対しても、症状の程度によっては他の治療の併用が必要なケースもあります。悩みに対して適切な治療法が選択されていなかった場合に、「効果がない」と感じる原因になり得るでしょう。

1回しか施術を受けていなかった

リジュランは、1回の施術では十分な効果が現れにくい治療です。肌の細胞に働きかけて再生を促すメカニズムのため、継続的に成分を届けていくことで徐々に肌質が改善されていきます。

多くの医療機関では、初回から2〜4週間ごとに3〜4回の施術を1クールとして推奨しており、その後も定期的なメンテナンスが必要です。1回のみで施術を終わりにすると、「効果がない」「意味がなかった」と誤解しやすいため、施術スケジュールの理解が重要です。

アレルギー症状が出た

リジュランは比較的副作用が少ない施術として知られていますが、鮭由来の成分(ポリヌクレオチド)を使用しているため、魚介類にアレルギーがある方には注意が必要です。まれに、施術後に赤みやかゆみ、腫れといったアレルギー症状が出るケースもあり、それが不快な印象につながることもあります。

「効果どころか肌トラブルが起きた」と感じる方もいますが、アレルギーの有無を事前に医師と確認することで、多くの場合は回避できます。

ボコボコが治らなかった

注入治療であるリジュランでは、施術直後は皮膚表面に蚊に刺されたようなボコボコが生じます。これは通常の過程であり、半日〜3日程度で自然に落ち着いていきます。

しかし、むくみやすい体質の方や代謝が低下している方では吸収が遅れることもあり、症状が長引くことがあります。施術を受ける際はスケジュールに余裕がある日程にしましょう。

ダウンタイム症状が長引いた

「ダウンタイムが少ない」といわれるリジュランですが、赤みや腫れ、内出血といった症状が起きる可能性は少なからずあります。敏感肌の方や体質的に内出血しやすい方などは、こうした症状が長引く傾向にあります。

数日で治まると思っていたものが1週間以上続くと「施術が失敗だった」と感じるかもしれませんが、ほとんどの場合は一時的な反応です。保冷や保湿、紫外線対策などのケアを丁寧にすることで回復を早められます。

リジュランのダウンタイムに関して知りたい方、以下の記事で詳しく解説しています。

リジュランのダウンタイムの症状は?ダウンタイムの期間と経過・過ごし方を解説

リジュランは効果ないと感じる可能性がある人の特徴

リジュランは肌の自己再生力を高める美容施術ですが、すべての人にとって「期待以上」の結果が得られるわけではありません。中には「思ったより効果がなかった」と感じる方もいます。ここでは、リジュランの効果を感じにくい可能性がある人の特徴を紹介します。

施術回数を最小限に抑えたい人

「1回の施術で効果を出したい」と考えている方には、リジュランはあまり向いていないかもしれません。リジュランは即効性のある治療ではなく、回数を重ねることで徐々に肌質を改善していく治療です。

多くのクリニックでは、2〜4週間間隔で3〜4回の施術を1クールとし、その後も定期的なメンテナンスを推奨しています。最小限の通院で劇的な変化を期待する方は、他の施術との比較検討が必要でしょう。

肌が綺麗な人

もともと肌が綺麗な人は、リジュランの施術後に「変化がよくわからない」と感じる可能性があります。リジュランは主に、ハリや弾力の低下、乾燥、小じわなどの年齢肌の悩みに対応した施術で、すでに肌状態が良好な方では目に見える変化が少ない傾向にあります。

劇的な見た目の変化を求める方よりも、肌の基礎力を高めたい人向けの施術といえるでしょう。予防的な目的なら有効ですが、満足度に個人差が出やすい点は考慮しておくと良いかもしれません。

ボリュームアップを期待している人

頬やこめかみ、ほうれい線などのボリュームアップを目的としてリジュランを選ぶと、効果がないと感じやすくなります。リジュランはヒアルロン酸のように物理的に皮膚を持ち上げる効果はなく、主に肌の再生や修復を促進する作用をもつ製剤です。

そのため、凹みやボリュームロスを補うのには不向きです。ボリュームアップを求めている場合は、ヒアルロン酸や脂肪注入など、目的に適した治療法を選ぶことで満足度も向上するでしょう。

リジュランで効果ないと失敗しないためのポイント

リジュランの効果を最大限に引き出すためには、施術前後の準備や施術内容の選択が重要です。「効果がなかった」と後悔しないためには、いくつかのポイントを意識する必要があります。ここでは、施術を成功させるために押さえておきたい具体的なポイントを紹介します。

リジュランと他の薬剤との違いを把握しておく

リジュランは「肌再生」に特化した製剤であり、ヒアルロン酸やボトックスのように、即効的なリフトアップや表情じわへの作用を目的とした薬剤とは異なります。PN(ポリヌクレオチド)成分が細胞の修復を促し、時間をかけて肌のハリや弾力を高めていくのが特徴です。

この違いを理解せずに「すぐに効果が出るはず」と期待すると、「効果がない」と感じる原因になります。リジュランの特性を正しく理解し、自分の肌悩みに本当に適した施術なのかを事前に把握しておくことが、失敗を防ぐことにつながるでしょう。

ジュベルックとリジュランの違いについて、以下の記事で詳しく解説しています。併せてご覧ください。

ジュベルックとリジュランの違いを徹底解説!リズネやスキンボトックスとの違いや同時施術についても紹介

部位や悩みに合った製剤を選ぶ

リジュランには、目元専用の「リジュランi」、水分保持力に優れた「リジュランHB」など、目的に応じた複数の製剤があります。例えば、小じわや薄い皮膚にはリジュランi、肌全体の保水力を高めたい場合はHBなど、部位や悩みに合わせて適切な製剤を選ぶことが重要です。

間違った製剤を選ぶと、本来の効果を十分に実感できず「効かなかった」と感じる原因になります。カウンセリングで適応を確認することが、失敗を回避できるポイントです。

当院は、一人ひとりの肌悩みに寄り添い、丁寧なカウンセリングで最適な製剤をご提案いたします。肌の奥深くから潤いを与え、透明感とハリのある美肌へ導きます。施術を検討している方は、ぜひクリスティーナクリニックにご相談ください。

最適な注入方法を選ぶ

リジュランは注入方法によって効果の感じ方や持続性が異なるため、肌の悩みに応じた注入方法を選ぶことがポイントです。ハリを出したいときには真皮層に直接注入できる「手打ち注射」が有効であり、全体の保湿やトーンアップを目的とするなら「水光注射」が適しています。

肌状態や悩みに合った方法を、医師と相談しながら選びましょう。

施術前に肌のコンディションを整える

リジュランの効果を最大限に引き出すには、施術を受ける前の肌状態がとても重要です。炎症や乾燥、摩擦などによって肌のバリア機能が低下していると、注入の刺激で赤みや腫れが出やすくなり、薬剤の浸透効果も十分に発揮されにくくなります。

施術の2〜3週間前から保湿や紫外線対策を徹底し、スキンケアを見直すことで肌の基礎力が整い、施術後の回復もスムーズになります。準備段階から意識を向けることが大切です。

適切な施術回数や頻度で受ける

リジュランは、1回だけの施術で劇的な変化が出るタイプの治療ではありません。一般的には2〜4週間おきに3〜4回の施術を1クールとし、その後は肌の状態に応じて半年〜1年に1回程度のメンテナンスが必要です。これを知らずに1回だけで判断すると「効果がない」と感じる要因になります。

計画的に受けることで肌質改善につながりますので、中長期的な視点をもつことが重要です。

ダウンタイムの過ごし方に注意する

施術後の過ごし方は、リジュランの効果を左右する大切なポイントです。注入後は皮膚が敏感な状態にあり、刺激や炎症に非常に反応しやすくなっています。施術当日は入浴や激しい運動、アルコールの摂取を控え、肌をこすらないよう丁寧に扱いましょう。

また、紫外線対策も徹底する必要があります。炎症や色素沈着のリスクを防ぎ、肌の回復を早めるためにも、ダウンタイム中のケアを丁寧にすることが重要です。

他の施術と組み合わせる

リジュランは単体でも高い効果が期待できますが、肌悩みに応じて他の施術と併用することで、より満足度の高い結果が得られます。たるみにはハイフ、色ムラにはIPL、毛穴にはダーマペンやピーリングと組み合わせることで、それぞれの弱点を補い合う相乗効果が生まれます。

ただし、施術の順番や間隔には注意が必要なため、医師の指導のもとで安全かつ効果的なプランを組み立てることが重要です。

信頼できるクリニックを選ぶ

リジュランの効果を最大限に引き出すためには、製剤の選定や注入方法に精通した医師のもとで施術を受けることが不可欠です。技術力の差によって仕上がりやダウンタイムの程度が大きく変わるため、経験豊富な医師が在籍するクリニックを選ぶことが大切です。

症例写真や口コミ、カウンセリング時の対応などを参考にし、安心して任せられるかを見極めましょう。信頼できる医師との出会いが、美しい肌への近道になるでしょう。

当院は、一人ひとりの肌悩みに寄り添い、丁寧なカウンセリングで最適な施術プランをご提案いたします。肌の奥深くから潤いを与え、透明感とハリのある美肌へ導きます。施術を検討している方は、ぜひクリスティーナクリニックにご相談ください。

リジュランの効果に関するよくある質問

リジュランは高い美容効果が期待される一方で、「本当に効果があるの?」「副作用はないの?」といった不安の声も少なくありません。ここでは、リジュランの効果に関するよくある質問をわかりやすく解説していきます。

リジュラン注射のデメリットはなんですか?

リジュラン注射は肌の再生力を高める安全性の高い治療法ですが、いくつかのデメリットも存在します。まず、施術直後に赤みや内出血、腫れが出る可能性があり、ダウンタイムがゼロではない点に注意が必要です。

また、1回では十分な効果が得られにくく、3〜4回の施術を継続して受ける必要があるため、費用面や通院の手間も考慮しなければなりません。さらに、リジュランには魚由来の成分が含まれているため、魚アレルギーのある方には適さない場合があります。

リジュラン施術後のボコボコは治らないのですか?

リジュラン注射後に皮膚表面がボコボコと盛り上がったように見えることがありますが、これは薬剤が皮膚の真皮層にとどまっている状態で、異常ではありません。通常、数時間から数日で体内に吸収され、自然に平坦になります。

しかし、代謝が悪かったり体質的にむくみやすかったりする方は、治るまでに時間がかかることもあります。不安な場合は施術した医師に相談するのが安心です。

リジュラン注射はどのような肌悩みに適していますか?

リジュラン注射は、肌本来の再生力を高めることで内側からの美肌を目指す治療であり、加齢によって衰えた肌の修復に特に適しています。目元や口元の小じわ、肌のハリ不足、キメの乱れ、乾燥、くすみなどの年齢肌の症状に効果的です。

また、ニキビ跡や毛穴の開き、肌の凹凸、色ムラといった肌質トラブルにも対応できます。刺激が少ないため敏感肌の方にも適応しやすく、即効性よりも持続的な肌質改善を求める方におすすめです。肌を根本から育て直したい方に、最適な施術といえるでしょう。

まとめ

この記事では、リジュランが効果ないと感じる理由と、その対策方法を詳しく解説しました。

効果を実感できなかった背景には、施術回数や肌質との相性、誤った期待値などがありましたが、製剤の選び方や注入方法、適切な通院頻度を見直すことで改善が期待できます。

この記事を参考に、自分に合ったリジュラン施術を選び、満足のいく美肌効果を目指しましょう。

記事監修医プロフィール

松島桃子

CHRISTINA CLINIC銀座(クリスティーナクリニック銀座)

URL:https://christina-clinic.com

院長 / 松島桃子

初期研修終了後、NTT関東病院麻酔科、TIクリニック(美容皮膚科)等を経て、2018年にCHRISTINA CLINIC銀座の院長に就任。2016度よりアラガン施注資格認定医。
CHRISTINA CLINIC銀座は特に「小顔」「痩身」「美肌」に力を注いでおり、「切らずに」「すぐに効果が期待できる」施術をメインに提供しております。2020年3月には、「JeisysAward2019」にて、医療ハイフ年間施術数日本一のクリニックとして表彰されました。

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