水光注射は何回までOK?施術回数で変化する効果やスパンも併せて解説

COLUMN

初めての水光注射を終えた後、ふたたび施術しようか迷うことは多いでしょう。もう一度打って効果があるのか?そもそも何度も打って良いものか?などと悩んでしまうのは無理もありませんが、あまり長期間悩んでいると水光注射の効果が消えていき、元に戻ってしまう場合もあります

本記事では水光注射の回数に焦点を当てて解説します。参考にしていただければ、水光注射を継続する意味を再確認していただけるでしょう。

そもそも水光注射とは?


水光注射とは、顔の皮膚に薬液を注射することで肌質改善などの効果を得る施術です。韓国発祥の施術であり、あちらでは潤いや透明感のある皮膚が「水光皮膚」と呼ばれています。その「水光皮膚」を実現する注射であるため、「水光注射」と名付けられています。

注射といっても通常の注射ではなく、はんこ注射のようなものを皮膚の浅い所に打っていきます。機械で打つ方法と手で打つ方法がありますが、当クリニックを含め、日本では機械式が一般的です。

水光注射のメリット

水光注射のメリットはさまざまありますが、中でも主要な魅力は「肌質改善」と「ハリの発現」です。この2つの効果は、顔の一部分だけよりも、顔全体に欲しいという意見が一般的でしょう。水光注射はそれを可能にする施術です。

他にも毛穴や乾燥肌、肌トーンの改善などのメリットがあります。より詳しく知りたい場合は、クリニックにお問い合わせください。

肌質改善

水光注射は肌質改善に有効です。ヒアルロン酸をベースとし、肌質改善に効果的なさまざまな成分を一度に入れていくことで、肌全体が潤います。また、くすみも緩和されトーンアップが実感できます。

特に肌トーンの改善は、市販の美容液などのセルフケアではなかなか効果が出ません。長年くすみに悩んでいる人にもおすすめの施術です。

ハリの発現

肌にハリをもたらすのも水光注射のメリットです。肌の保水力を上げることでハリが生まれ、小ジワやちりめんジワが緩和されます。

それに伴って、老けたような顔の印象も改善されていきます。水光注射はしばしばアンチエイジング効果があると言われますが、それはハリが発現することでシワが緩和されることによるものです。

そのため、アンチエイジングを行いたいという人にも水光注射は適しています。

水光注射の継続効果

1回でも効果はありますが、複数回繰り返すことによって効果がさらに大きくなっていくのも水光注射の特徴です。

水光注射は、肌の状態によっては1回打っただけでは効果が分かりづらい場合もあります。しかし、3~5回目辺りになってくると、1回目の時点で気づかなかった効果を段々と実感できるでしょう。

シミが薄くなっていく

水光注射はシミにも効果を発揮します。1回でシミを完全に消せるような作用まではありませんが、何回か繰り返していくうちに段々と薄くなっていきます。

シミは水光注射以外にもレーザーなど治療法がありますが、いずれも1回で綺麗さっぱりなくなるというわけではありません。どれも複数回の施術が必要という点は共通していますが、水光注射はシミ以外にもさまざまな効果があるため、特におすすめです。

効果の持続期間が長くなっていく

水光注射は継続的に受けることで、段々と持続期間が伸びていきます。

最初は砂漠のような状態の肌に薬液を注入するため、すぐに吸収されてしまい効果が薄れるのも早いです。しかし継続的に打つことで、肌の状態が改善されていき、薬液が吸収されてなくなってしまうまでの期間が伸びていきます。

持続期間が伸びる頃には、肌の状態は安定して良い状態が保たれるようになっています。言い換えると、それまでに継続を中断してしまった場合、肌の状態は徐々にまた戻ってしまうでしょう。

水光注射に回数制限はある?

結論から言うと水光注射には回数制限がありません。美容医療施術の中には、施術回数が決まっているものもあります。しかし水光注射は何度でも打つことができます。とはいえ、多く打てば打つほど良いというわけでもないため、クリニックとの相談は必要です。

また、年齢制限もありませんので、定期的に水光注射を受けて綺麗に年齢を重ねてください。

水光注射継続スパンの目安

水光注射のスパンの目安ですが、初めはおよそ2〜4週間隔がおすすめです。3回ほど同スパンで施術を行い、肌の調子が安定し始めたら徐々に間隔を広げて、最終的には1~2ヶ月ほどのスパンで継続していくのが良いでしょう。

施術開始初期は、肌に潤いや栄養が足りていない状態です。しっかり補充してあげることで肌の調子が安定してくるので、スパンを意識して継続することが大切です。

水光注射の効果に差が出るとき


水光注射はしばしば効果に差が出ることがあります。「もう何度も打っているのになぜ?」と感じるかもしれませんが、これにはさまざまな理由があり、効いていないからというわけではありません

使用薬剤が変わった

施術に用いられる薬剤には種類があり、それぞれ効果が異なります。そのため使用する薬剤を変更すると、新しい効果が強く出る代わりに、以前の効果はあまり見られなくなるというケースもあります。

自分の求めている効果は何かを考えて、クリニックと相談の上薬剤を決めましょう。

注入深さが変わった

水光注射は注入の深さを変えることができます。深く注入した方が薬液が肌の奥まで浸透するため、効果が強く出ます。そのため、いつも深く刺していた人が急に浅い刺し方に代わると、今までほど効果が出ないなと感じるケースがあるのです。

ただし、深く刺すとそれだけ肌にダメージが与えられ、ダウンタイムの期間が長くなります。効果の大きさも大切ですが、それのみを優先していると肌にダメージが蓄積されていくため、見極めが必要なので注意しましょう。

肌質が改善された

肌の調子が改善された状態で安定し、一定の水準でキープされるようになると、水光注射の効果は目立ちにくくなります。効果はしっかりと出ていますが、悪い状態が改善されている段階のような目立つ効果では無くなってくるのです。

だからといって継続を止めると、次第に肌の調子は以前の状態に戻ってしまいます。肌質の向上ではなく、肌質を高いレベルでキープするためにも継続して施術を受けることが大切です。

まとめ

水光注射は継続して受けることで、効果が大きくなるだけでなく、持続期間が長くなっていきます。肌のコンディションも安定してきて、日々鏡を見るのが楽しくなるでしょう。

水光注射に回数制限はありません。施術経験のない人だけでなく、施術経験のある人こそぜひ継続して施術を受けてください。

記事監修医プロフィール

松島桃子

CHRISTINA CLINIC銀座(クリスティーナクリニック銀座)

URL:https://christina-clinic.com

院長 / 松島桃子

初期研修終了後、NTT関東病院麻酔科、TIクリニック(美容皮膚科)等を経て、2018年にCHRISTINA CLINIC銀座の院長に就任。2016度よりアラガン施注資格認定医。
CHRISTINA CLINIC銀座は特に「小顔」「痩身」「美肌」に力を注いでおり、「切らずに」「すぐに効果が期待できる」施術をメインに提供しております。2020年3月には、「JeisysAward2019」にて、医療ハイフ年間施術数日本一のクリニックとして表彰されました。

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