COLUMN
「大きく出っ張ったエラをなんとかしたい」「エラボトックスで失敗する可能性はあるの?」と不安を抱えている方もいるでしょう。エラボトックスはボトックス製剤をエラに注入することで、エラ張りの改善効果が期待できるものです。
エラ張りが改善することで小顔効果が狙えますし、すっきりとしたフェイスラインを手に入れることができます。しかし、エラボトックスを打ったからといって必ずしも思ったような効果が出ないこともあります。
中にはエラボトックスで失敗してしまったという方もいるのです。後から後悔しないためにも、どのような失敗が考えられるのか、失敗しないためにはどうすれば良いのかを知っておくことが大切です。
エラボトックスとは、ボトックス製剤をエラに注入することで筋肉の収縮を和らげ、エラを解消していく施術です。ボトックスには筋肉を柔らかくする働きがあるため、凝り固まったエラに効果を発揮してくれます。
エラボトックスは注入による施術なので、時間は5分とかかりません。仕事が忙しい方でも、すぐに施術を受けられるのが特徴です。
エラボトックスをすることで、周りに気づかれずにエラ張りの解消や小顔効果が期待できるのですが、中には施術を受けたことで後悔を感じた方もいます。
ここからはエラボトックスで考えられる後悔について見ていきましょう。
エラ張りの原因は2種類考えられます。一つ目は筋肉の発達です。エラ周辺には咬筋という筋肉が存在しているのですが、その筋肉の発達が強いとボコッと表面に出てしまい、エラが張っているように見えるのです。
ボトックスには筋肉の働きを抑える作用があるので、咬筋を抑えることで筋肉が小さくなり、エラ張りの改善が期待できます。
また、人によって筋肉量が異なるので、それに合わせて注入量を決めなければいけません。注入する量を間違えると効果を感じられなかったり、過剰に筋肉が抑制されたりする場合があります。
効果をしっかり実感するためにも、経験や知識が豊富な医師に担当してもらうことが重要なポイントです。
もう一つのエラ張りの原因は骨格です。骨格が原因ですとエラボトックスをしても効果は現れません。骨格が原因のエラ張りの場合は、「骨切り」という手術が適応になります。
原因に合わせて治療をしなければエラの改善効果が期待できないので、注意が必要です。
エラボトックスは施術をしてすぐに効果が出るわけではありません。ボトックス製剤が効くまでには、3日から1週間程度の時間がかかります。
さらにそこから1ヵ月ほどかけて筋肉が緩み小さくなっていくので、効果が出るまでに時間がかかることを把握しておかなければいけません。すぐに劇的な変化が欲しい方は、エラボトックスは向いていないと言えるでしょう。
エラボトックスの効果は永久的に続くわけではありません。
ボトックス製剤の効果持続は3〜6か月程です。
どの部位に打っても必ず効果は切れます。
ボトックスには筋肉を緩める働きがあります。エラボトックスの場合は、咬筋という噛むときに使う筋肉が緩むので、施術後は噛みにくさを感じることがあります。
しかし、ものを噛むための筋肉は咬筋以外にも側頭筋、内側翼突筋、外側翼突筋があるので、慣れれば問題なく食事ができるようになるでしょう。また、噛む力が弱まるのも一時的なので、大きな不安を抱える必要はありません。
ボトックスを注入したことで、表情が作りにくくなる場合があります。未熟な医師が担当すると、エラではなく表情筋に間違って注入してしまうケースがあるのです。
表情筋にボトックスが注入されると、表情を作るのに重要な筋肉が緩んでしまうので、笑顔が作りにくくなります。この場合、残念ながら改善するための治療法はないため、ボトックスの効果が切れるまで待つ必要があります。ボトックスの効果は永久的ではないので、数ヶ月経てばまた自然に表情が作れるようになるでしょう。
エラボトックスを受けた後に、注射した部分が一時的に凸凹になることがあります。これは、エラ張りの原因である咬筋の発達がとても強い人にみられる一時的な症状になりますが、ボトックス注射を細かく注入することで防げる副作用でもあります。
経験豊富な医師であれば、カウンセリングで注入箇所や患者様の癖を見極め、このような失敗を避けることができます。
エラボトックスで後悔しないためには、いくつかポイントがあります。
有名なクリニックだからと言って、すぐに決めないようにしましょう。施術には相性があるので、有名なクリニックで施術を受けたからといって成功するとは限りません。
いくつかのクリニックを比較した上で、信頼できる医師が在籍しているところを選ぶことが大切です。
在籍している医師の症例数や実績、予算、アフターケアの充実さなど、いくつかのポイントを比較した上で決めていきましょう。
施術後はお肌に刺激を与えないようにする、血流が促される行動は避けるなど、注意点があります。
というのも、ボトックス製剤は熱に弱い性質を持っています。ボトックスを注入しても、施術後間もないときに長時間入浴したり、過度な運動をしたりなどして血流を促すと、効果が現れないケースがあるのです。自分でボトックスの働きを阻害してしまうと、元も子もありません。
ボトックス注射をする際は、ボトックスの性質を理解しておくことが大切です。施術を受ける前には医師から説明を受けるので、その際にわからないことや不安なことがあれば何でも相談してみると良いでしょう。
注意点を守ることでボトックスの効果が的確に発揮され、納得のいく仕上がりになるでしょう。
ボトックス注射によるダウンタイムや副作用はほとんどないと言われていますが、人によっては注入した部位の痛みや内出血、腫れなどの症状が現れる可能性があります。
基本的には数日程度で収まるので、そこまで不安に感じなくても大丈夫でしょう。もし症状が長く続く場合は、すぐに医師に相談することが大切です。
エラボトックスで後悔しないためには、クリニック選びが大切です。ボトックスを注入する量や注入する部位を間違えると、効果が現れなかったり、表情が作りづらくなる可能性があります。
エラを解消して小顔効果を得るはずが後悔してしまうことになるので、慎重にクリニックを選ばなければいけません。実績や経験が豊富で、カウンセリングを丁寧にしてくれる医師を選ぶことがポイントです。
まずは無料カウンセリングを予約して、医師との相性や院内の雰囲気などをチェックしてみると良いです。自分に寄り添って、最適なプランを提案してくれるクリニックだと、安心して施術が受けられるでしょう。
初期研修終了後、NTT関東病院麻酔科、TIクリニック(美容皮膚科)等を経て、2018年にCHRISTINA CLINIC銀座の院長に就任。2016度よりアラガン施注資格認定医。
CHRISTINA CLINIC銀座は特に「小顔」「痩身」「美肌」に力を注いでおり、「切らずに」「すぐに効果が期待できる」施術をメインに提供しております。2020年3月には、「JeisysAward2019」にて、医療ハイフ年間施術数日本一のクリニックとして表彰されました。